日曜劇場「陸王」ロケ地巡り:たびの街のたび④最終回
行田を舞台にしたTVドラマ(忍城を舞台にした歴史番組を除く)の一つに2017年に放映されたTBS系日曜劇場「陸王」があります。
経営難に苦しむ行田の老舗足袋メーカー「こはぜ屋」が、ランニング足袋の開発で蘇る池井戸潤原作のドラマですが、実際のモデルになったのは市内にある「きねや足袋」というメーカーで、ランニング足袋も「杵屋無敵」というブランドで存在するようです。
ドラマでは、足袋蔵の一つで現在は学生服が主体のイサミコーポレーションの本社工場が撮影に使われました。
ちなみに「こはぜ」とは足袋の留め具のことです。「つなぐ」という意味もあるようです。
忍城は、役所広司さんが演じたこはぜ屋の宮沢社長らが何か思案する時に訪れていました。
行田市民プールは、竹内涼真さんが演じた茂木裕人選手がシューズを履き替えたシーンの撮影が行われました。
市内有数の名所である水城公園では、こはぜ屋の皆さんが行田市民駅伝大会に出場していました。風間俊介さん演じる銀行マンが頼り無さそうな助っ人として走り、ヘロヘロになりながら襷をつないだ演技が印象に残ります。
レトロな洋風の建物は旧忍町信用組合の店舗です。
現在はカフェとして営業しています。
公園の池は、かつて忍城の堀でした。現在は、釣り人で賑わっています。この池に住みついているカルガモ?が釣り人になついていました。雛の時に巣からこぼれ落ちてしまい親鳥とはぐれてしまい、その後はヒトに餌付けされて育ったようです。
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