成田山参道でランチをいただく:年末詣でに行ってきました(後編)
成田山では、孤独のグルメ2019年年末スペシャルに登場し、食べログの「百名店」にも選ばれている多津美さんでのブランチを楽しみに、開店直後に訪問しましたが、何と外国人のツアー客への貸し切りになっていました。新勝寺の参拝と、成田山公園で紅葉を楽しんでから再訪してみましたが、ランチタイムにもかかわらず、店員さんがまかないを食べているようで、営業はしていませんでした。
外国人観光客が増えると、こんなことが起きるのかと驚きつつ、代わりの店を探していると、同じような雰囲気の蕎麦屋さん「大黒屋」が目に入り、ここに入ってみることにしました。
お店は文政7年(1825年)創業の老舗で、昔は旅館を経営していたようです。入ると動物の置物がたくさん並んでいます。
注文が入るたびに店主がそばを打ってくれます。
テーブル席主体のお店ですが、奥の方が暖かいからと勧められ、進むと小あがりがありました。足が悪く、座敷は苦手なので、テーブル席に座りました。
市川團十郎のサインが飾ってあります。市川團十郎は「成田屋」の屋号を名乗っています。初代團十郎の父・堀越重蔵はこの地近くの出身で、新勝寺と縁があったといわれています。子に恵まれなかった初代團十郎が、この父由縁の成田山に子宝祈願をしたところ、二代目團十郎を授かったとの言い伝えがあります。初代團十郎はこれに報謝して1695年(元禄8年) に『成田不動明王山』を上演したところ、これが大当りし、「成田屋っ!」という掛け声がかかったとそうです。これが「成田屋」の屋号の由来とされています。
この日は、そばとミニ鰻丼をオーダーしました。
手打ちそばは美味でよかったのですが、鰻は肉厚で柔らかいものの、生臭さが残っているのは残念でした。ちなみに、食べログのスコアは3.04です。百名店にも選ばれている多津美の3.22にはやや及びません。
妻はミニ天丼セットを選びました。こちらは悪くなかったとのことです。
他にカレーパンがお勧めとの情報もあります。老舗のイメージからかけ離れているのが面白いです。
鰻を食べたければ、専門店の方がお勧めですが、かなりの行列ができているので、覚悟が必要です。来た時に朝から行列ができていた川豊は、ランチタイムが過ぎてもまだ行列ができていました。
帰路は、羊羹の名店「なごみの米屋」に寄ってみましたが、レジの長蛇の行列をみて断念。
代わりに自家製手焼きせんべいがおいしい「成田櫻せんべい」で煎餅を購入しました。
奥で手焼きで煎餅を焼いているのが見えるのも食欲を誘います。
「45歳用」は硬め、「55歳用」は柔らかめだそうです。
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