台湾新幹線で高雄に:この年末おすすめの台湾(その3)
以下の記事は、台湾がまだ外国人観光客に隔離義務を課していた8月22日に投稿したものを、10月13日に隔離義務が撤廃されたことを受けて、加筆・訂正したものです。
これは2018年末から2019年にかけて行った5泊6日の台湾周遊鉄道の旅の記録です。
いろいろな事情から今は行けない思い出の地がありますよね。入国時に外国人に隔離義務を課している台湾も、香港や中国本土と同様に観光客に門戸をまだ閉ざしています。
台湾は、陰暦正月を採用しているため、西洋暦の年末年始は通常と変わりません。このため、混雑しておらず、日本の年末年始でも飛行機代はさほど上がりません。18年末から19年の年初にかけていきましたが、日本航空のエコノミークラスなら片道2万円台、空港諸税含めても往復一人6万円くらいで行けました。その時は、台湾一周鉄道の旅に挑戦しました。
1日目はMRT環北駅近くのホテルに泊まりました。2日目の朝は、早起きして食事を済ませ、MRTで高鐵桃園に戻ります。
駅構内にはいろいろお店が出ています。モスバーガーも朝から営業していました・
悠遊カードに十分な金額をチャージしておきます。
高鐵桃園までNTD30(当時のレートで約110円、現在のレートで約135円)。
ホームドア付きの駅で、清潔で安全。
高鐵桃園で新幹線(高鐵)に乗り換えます。乗車券はkkdayというサイトで外国人向けの割引チケットが買えます。ここで予約・クレジット決済をしておき、高鐵の駅で引き換えます。
自動券売機も使えるようですが、よくわからないので窓口に並びました。
チケットはプラスチック製。高雄の郊外の駅左営(新大阪のようなイメージ)まで、1時間半くらいでNTD1330(当時のレートで約4800円、現在のレートだと約6000円)。割引前か割引後だったか忘れました。
駅の中には、ドリンクの自動販売機も。「つめたーい」と日本語表示。
改札のシステムはほぼ日本と同じ。
列車が入ってきました。色は違いますが、九州新幹線と同じN700系が採用されていました。
中は、日本と全く同じ。
桃園を出発。
ここでも車内はフリーwifi。
液晶表示も同じ(ただし、中国語)。
車内の模様。
嘉義を通過。戦前に甲子園を沸かせた嘉義農林の活躍を描いた日台合作映画KANOの舞台となったのは、在来線の駅でしたが、「嘉義に着いたら起こしてくれ」のシーンは記憶に残っています。
あたり一面穀倉地帯が広がります。ダム建設に携わった故八田与一博士の功績は大きく、今でも台湾の人々に尊敬されているそうです。博士の出身地である金沢は、このためか台湾人に人気の観光地になっているそうです。
こうしている間に、高雄左営に到着です。
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