あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

約30年前の北京の光景:中国への個人旅行のハードルは今の方が高いかも

 中国の古い写真がいろいろと出てきているので、引き続き紹介します。先日は27年前の写真を紹介しましたが、さらに古い1992年頃の写真も出てきました。





 この時は、北京の市内観光をした後、その後遼寧省、吉林省に鉄道の旅をしました。今回は北京の写真です。


 万里の長城は1996年にも再び行っており、その後も何度かテレビ番組やユーチューブの動画を見ていますが、中国4千年の歴史の中で、長城は変わらない姿を見せてくれています。


 ただし、当時からお土産物屋さんはかなり出ていました。拝金主義は4千年前にはさすがになかったと思いますが。


 公安関係者もここではのんびり。けが人、急病人に備えてこんな配慮もされていました。



 これは明の十三陵だったと思います。万里の長城(八達嶺)に行く途中にあるので、ツアーには必ず入っています場所です。この時は、航空券と北京のホテルのみ手配し、観光は現地でアレンジしました。ツアーはホテルのツアーデスクで外国人向けの英語ツアーを申し込みました。



 故宮(紫禁城)も近年のような混雑とは無縁でした。ラストエンペラーで溥儀が幼少期にコオロギを隠すシーンがあったのですが、おもわずその場所を探してしまいました。


 天安門も今のような交通規制は少なく、隣接する北京飯店(ここから天安門事件の様子が撮影されるなど、いろいろな歴史の舞台となってきました)の和食店で食事も楽しめました。



 北京市内では、当時話題を集めていたヤオハンの新店舗を見てきました。ヤオハンは香港での成功を受けて、中国本土でも拡張路線をとっており、上海の店では開店日にあまりに多くの中国人が押しかけてエスカレーターに乗ったので、重みで止まってしまったという逸話がありました。北京の店には平日行ったこともあり、さほど来客は多くなかった記憶があります。その後ヤオハンは経営破綻し、元あった店舗は地元の業者が多く出店するショッピングモールになっています。



 当時の北京は、既に地下鉄が開通していましたが、路線はわずか2つだけで、観光には全く使えませんでした。空港から市内に入るのもごく限られた路線のリムジンバスかタクシーのみで、夜タクシーで外出し、降りるともう帰ってこれないといわれていました(実際にはそんなことはないのですが、不安なのでホテルの周りしかうろつきませんでした)。


 治安も必ずしもよいとはいえず、ある時瓶の割れる音がすると、男がものすごいスピードで走り抜けていきました。その数秒後に店員らしい男が追いかけて走っていきました。万引き犯の捕り物劇に居合わせてしまったようです。ひ弱そうな店員の足があまりにも遅く、あれではとても捕まえられなかったのではと思います。


 それでも不便ではあるものの、覚悟をしておけばそれなりの対処方法もありました。中国の方たちも外国人旅行者にいろいろと気遣いされていました。


 当時からすると、地下鉄の路線は増え、タクシーも簡単につかまるようになりました。一見すると便利なように見えますが、身分証明書がないと地下鉄の切符も自動販売機で買うことができず、中国語(普通話)を話せない外国人には不親切な点は以前と変わらず、むしろ外国人の個人旅行のハードルは30年前よりも高くなったように感じます。


 最近、人気旅行系ユーチューバーのおのださんが北京を訪問して「中国・北京2泊3日旅行記!個人旅行は色んな意味で超困難」という動画を登録されています。外国でわが物顔でふるまう中国人も多く、観光の面でも中華思想が広がっていると言えるかもしれません。


 中国語ができない、できても現地に在住していない外国人による個人観光のハードルは高そうです。ご参考までに動画のリンクを貼っておきます。「日本語もわかないなら日本に来るな」などと、とんでもないことを言う方もいるようですが、日本もこうならないようにしたいものです。



2023年最新🇨🇳中国・北京2泊3日旅行記!個人旅行は色んな意味で超困難…!


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