あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

現地化進むプラザインドネシア:2022年世界一周記(その5)

 前回、ブロックMの寂れた様子を報告させていただきましたが、今回はタムリン通りに面したプラザインドネシアの近況を報告します。



 プラザインドネシアは、1990年に開業したインドネシアを代表する高級ショッピングモールです。2017年には日本のルミネも出店し、話題を集めました。モールにはグランド・ハイアットが併設されており、こちらからも入れます。入口では、保安検査が厳しく行われています。
 なお、コロナ禍のためこうした大型商業施設に入るには日本のCOCOAに相当するPeduliLindungiのダウンロードと、入口でのQRコードの読み取り・登録が必要になります(wifiにうまくつながらずQRコードを読み取れませんでしたが、警備員さんは「じゃあいいよ」と通してくれました。結構緩かったです)。

 実は、プラザインドネシアには1993年以来何度か来ています。1993年に来た時は、まさに外国人と地元のセレブ専用という感じで、入口で地元の子供たちが追い払われていたのを記憶しています(警備員との鬼ごっこを楽しんでいるようにも見えて、ほほえましい面もありましたが・・)。前回7年前にも来ていますが、この間どう変わったのでしょうか。
 実感を一言でいうと、「高級路線を維持しながら一層ローカル化が進んだ」という感じです。現地の所得・生活レベルの向上が読みとれます。
 ファミリー層向けのエンターテイメントも充実しており、モール内はこのような乗り物が行き交っています(7年前にもありました)。

 上層階にはレストランが(かつて大戸屋や鼎泰豊が入っていたと記憶していますが、閉店したのか見つけられませんでした)、また地下のフードコートにも手軽なお店が出店しています。ペッパーランチや博多一幸舎などの日本のチェーン店も進出していました(ただし、お国柄、豚骨スープはご法度なので、メニューは現地化しているようです)。

 ペッパーランチのメニューを見ると、おおむね日本並みのようです。現地の平均的な所得水準を考えると安くはありませんが、円安の現状を考えるとリーズナブルです。

 こんなラーメン店がありました。店名を漢字表記すると「一喰堂」、日本的な家紋がついており日本のどこかのお店が進出?と思いましたが、調べてみるといわゆる「なんちゃって日本ラーメン」のようで、どこかの有名店にいたインドネシア人の方が独立開業した店とのことです。いろいろな口コミをみると、日本人には?という味つけですが、チキンスープのメニューを提供するなど現地のハラル対応も完備しており、現地の方やインドネシアを訪問する外国人観光客には人気店のようです。多店舗展開も行なっています。

 
 こうしているうちに時間があっという間に過ぎていきます。近くにある足裏マッサージくらい行きたかったのですが、ここも予約一杯で断念。少し早いのですが、ホテルに戻って空港に向かいます。どこに向かうかは次回のお楽しみ(ヒントはイスラム教の国です、当ててみてください)。


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