あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

身延線に乗って富士宮に行ってきました

  このたび、JR身延線を使って静岡県富士宮市に行ってきました。


 身延線は1913年に「富士身延鉄道」として富士~大宮町(現「富士宮」)駅間で開業しました。その後の延伸され、1928年に富士~甲府駅間で全通。1941年には国有化されました。元私鉄であったJR線によく見られますが、こうした路線駅間の距離が短く、全長88.4 kmに対して駅数は39(富士、甲府を含めて)あり、平均駅間距離は2.3kmしかありません。このため、距離の割には所要時間が長く、普通列車を利用した場合で、全線約3時間かかります(特急ふじかわ利用で約2時間)。


 今回は身延線を富士-富士宮間で利用しました。富士市は静岡県第三の都市で、紙・パルプ産業が盛んです。幼い頃に一度通ったことがありますが、ものすごい悪臭が漂っていた記憶しかありません。今回の印象は「あれっ、臭くない」。驚くほど環境は改善されていました。

 ホーム橋上を通って、身延線に乗り換えます。

 2両編成の普通電車が入ってきました。普通列車はワンマン運転で運行されています。

 ワンマン運転といいながら、運転席には2名が。若手運転手と指導員の2人なのでしょうか(実際に1名は何もしていませんでした)。そうでないとワンマン運転の意味がありません。

 身延線は大部分が単線ですが、富士-富士宮間のみ複線で運行されています。この区間については日中でも1時間に3本程度運行されており、大変便利です。

 20分ほどで富士宮駅に着きました。

 まずは観光案内所で情報収集です。


 駅には外国人観光客も多くいて賑わっていましたが、商店街は休日といえどもごらんのように静かで、人通りがほとんどありません。

 富士宮の名物といえば、富士山の眺め、駿河国一宮の富士山本宮浅間大社、そして富士宮焼きそばでしょう。
 天気があれば、富士宮駅から北北東の方向に富士山が見えるばずですが、残念ながら、この日富士山には雲がかかっていて何も見えない状態でした。


 しかし、あとの二つはしっかり堪能してきました。次回は富士山本宮浅間大社を報告します。


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