甲府に行ってきました(前編):武田氏居城跡にある武田神社
1週間遅れになってしまいましたが、先週末に山梨県の甲府に行ってきました。
駅北口を降りて路線バスに乗り向かったのは、武田信玄を祭神とする武田神社です。旧社格は県社。先日、米沢にある上杉神社(武田信玄のライバルだった上杉謙信が祭神)について報告しましたが、上杉神社が別格官幣社(代表的な戦国武将など、国家に功績のあった者を祀る神社で、官幣小社と同格とされます)となっているのを考えると、バランスがとれていない感があります。
米沢城址にある上杉神社:JR東日本週末パスを使い東北旅行③ - あちこち旅日記
駅北口からまっすぐに伸びた武田通りを進み、国立山梨大学のキャンパスを通りすぎると突き当たりが武田神社です。
武田神社が所在する甲府市古府中町は甲府盆地北縁にあたります。甲斐守護・武田信虎により居館(躑躅ヶ崎館、武田氏館)が築かれ、家臣団が集住して武田城下町が形成されました。以来信虎・晴信(信玄)・勝頼三代にわたって武田領国の中心地として機能してきました。1582年(天正10年)の武田氏滅亡後もしばらくは政治的中心地でしたが、豊臣大名時代には南方の甲府市丸の内に新たに甲府城が築城され、武田氏館は破却されてしまいました。
居城跡だったことを偲ばせる立派な堀があります。
堀を渡ると表参道が伸びています。
表参道の前、バス停正面のお土産物やさん「かぶとや」さんで、気になる看板が目に入りました。
猛暑も身に染みて、大変美味でした。
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