あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

「スタ丼」発祥の店を訪ねて国立へ

百代の過客

 国立といえば文教都市として知られます。一橋大の体育会系学生や東京女子体育大学の腹ペコ女子、国立高校や桐朋学園といった名門進学校の生徒たちのソウルフードになっているのが「スタ丼」です。ニンニクたっぷりの焼肉と生卵を乗せたシンプルな料理ですが、病みつきになる若者たちは少なくないようです。私は40年ほど前に一度行ったことがありますが、最近、フードコートに入っている「伝説のすた丼」(「スタ丼」とは異なります)をいただいて以来、懐かしくなり、国立に行ったついでに寄ってみました。


 国立駅を降りて、西側に放射状に伸びる富士見通りを行くと、国立音大附属小中高校がありますが、その対面にあるのが、「スタ丼」発祥のお店であるサッポロラーメン国立店です。ちなみに冨士見通りの名称は、天気のよい日に富士山が正面に見えることにちなんでいます。ただし、この日は曇っていて見えませんでした。


 このお店は1971年に故橋本省三さんが創業しました。橋本さんは人情家として知られ、国立出身の俳優・宇梶剛士さんがやんちゃしていた時にお世話になった話は有名です。食べ盛りの学生たちに思いっきり食べさせてあげたいということで、大盛スタ丼は名物となっていました(最初に見たときは、あまりのボリュームに思わず笑ってしまったほどです)。


 当時橋本さんはこの国立店のほかに国立東店と国分寺店を経営されていらっしゃいましたが、それぞれのお店の店長が経営を引き継ぎ、当時と変わらない味を守ってきました。


 その後、国立東店と国分寺店の店長が共同で「アントワークス」を設立し、2000年以降チェーン展開に乗り出します。この頃からひらがなの「すた丼」の名称を使用し始め、2004年からは「伝説のすた丼屋」の屋号を使用を改めています。2024年末時点国内215店の有力チェーンに育ってきています。また海外にも進出しています(現在10店)。


 この国立店の店長はアントワークスには参加せず、現在でも同社との資本関係はありませんが、当時と変わらない営業を続けています。店内には学生さんたちの寄せ書きがところ狭しと貼ってあります。


 この日は懐かしのスタ丼をいただいてきました。


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