あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

地元との共存がうまくいっていそうな米軍横田基地:日本の中の外国③

 前回(17日、シリーズ②)の続きです。本日、明日と日米友好祭が開催されるので、行き方については14日の投稿(シリーズ①)もご参考にしてください。




 前回はフープで休憩しようとしたところまでした。

 1階が奥がレストランスペースですが、テラス席や2階にも席があります。


 昼食を食べてからさほど時間が経っていなかったので、チキンナゲットをつまみに、アイスコーヒーにしました。


 フープの隣に沖縄で人気のあるアイスクリーム店「ブルーシール」があります。ここまで来ると、アメリカ風ではなく沖縄風に見えてきます。

 この先の交差点が、牛浜駅からの道「牛浜北通り」入口です。

 牛浜駅から来ると国道16号線のここに出ます。


 日本でピザを広めたといわれる二コラス。日本に初めてピザを紹介したとされるのは1954年に開店した六本木ニコラスですが、同店は2018年3月末にで閉店しています。1959年には東京・福生に「ニコラス横田店」がオープンし、横田基地のアメリカ軍人たちが集う店になりました。


 六本木の「ニコラス」閉店後は、こちらが横田本店になっています。


 日本人がちょっと近寄り難いタトゥーのお店もあります。


 「使えるヴィンテージ”」をコンセプトに商品を幅広く揃えているDECO DEMODE(デコ デモデ)。テーブル、椅子、照明器具、ゴミ箱、洗面台など、アメリカンな生活を感じさせるインテリアが揃っています。


 なおデモデとは、フランス語で流行おくれの意味、モードの対義語です。

 
 自然由来の食品と雑貨・衣類、ミリタリーなどのTシャツ・雑貨を取り扱っているアップルトーン。

 
 靴や鞄の修理やブーツのカスタムもしている革製品の修理店THE FIXXERS。

 
 トゥクトゥクが目印のタイ料理店、カオマンガイ16号。


 第二ゲート。通常、一般の方はここから入ります。ビジターセンターがありますが、入るには基地関係者のエスコートが必要です。英会話教室などに通う地元の方も結構いらっしゃり、地元との交流も盛んのようです。


 ここを左折すると、JR八高線東福生駅、JR青梅線福生駅に向かいます。


 JR八高線の線路。単線で電化されていません。カシオのビルが目印です。


 しばらく進むと1932年創業の大多摩ハムがあります。ドイツ式の伝統製法で、ブランド豚の東京Xを使ったハム・ソーセージの製造直売を行っています。レストランのシュトゥーベン・オータマも併設されており、クラフトビールもいただけます。この日は、最後にここで一杯やるのを楽しみにしていたのですが、行った時間が悪く、15:30-17:00までは休み時間でした(ランチのラストオーダーは平日が14:00,土日祝が15:00)。お店は休憩なしで営業していました。




 福生駅から青梅線のホリデー快速おくたま2号(15:53発)で帰りました。

 中央線内は特別快速とほぼ同じ停車駅になり、通過駅が多いのでご注意ください(都心部から行く方はその分、速くて便利ですが)。



 この日は土曜日だったのですが、離発着する飛行機やヘリの音もせずに大変閑静でした。かつては騒音訴訟もあったようですが、数分置きに爆音が響く沖縄の嘉手納基地や首都圏でも厚木基地とは全く様相が異なります(羽田飛行ルートにも近い我が家の方がよほどよほどうるさいです)。米軍兵士ややんちゃな子息による犯罪は皆無ではないようですが、凶悪事件の報道はほとんど聞いたことがありません。地元との交流も盛んで、地域との共存ができている基地という印象でした。沖縄でもこのようにうまくやっていけないものでしょうか(海兵隊と空軍の違いという指摘もあるようですが・・・)


(ご参考)福生ベースサイドストリート周辺図


(出所)福生市ホームページ


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