古商家が多く残る大多喜の城下町:東京から日帰りで行ける千葉県夷隅の旅⑥
大多喜城の跡は、城下町を巡ります。
天然ガス記念館の脇にはガス灯があります。
駅前から伸びる大手通りを進むと、古い家屋が残っています。
このうち、大手会館は房総中央鉄道館となっており、ジオラマがあります。この日は残念ながら閉館でしたが、毎週日曜日が開館日となっています。
さらに進むと城下町通りに出ます。ここは多くの古民家・古商家が集まっています。
1843年(寛永2年)築の渡辺家住宅。国指定重要文化財です。
伊勢幸酒店。大手門の材料の一部を使用して1872年(明治5年)に移築された商家。
土塀造りの商家で質屋・金物屋を経営していた「釜屋」
江戸~明治の資料が展示されている商い史料館
東に曲がり、昭和通りを進みます。国登録有形文化財の豊乃鶴酒造。銘酒「大多喜城」の醸造元です。
「十万石最中」の津知家。
再び南に曲がります。国登録有形文化財の大屋旅館。江戸時代に旅籠として創業しました。
夷隅神社。社伝によると、1041年(長久2年)に創建されたと伝えられています。
5と10のつく日(5、10、15、20、25、30日)に夷隅神社境内で7時30分頃から11時30分頃まで朝市が開催されます。約6~9店舗ほどが出店し、大多喜町で採れた新鮮な山の幸や、近郊の海の幸が並びます。値段も通常の2から3割安とあって、開催日には地元の人はもちろん、観光客でにぎわいます。
次回はこの旅の最終回です。6月24日の投稿になります。
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