多様性のマレーシアだけど・・・:大塚のラヤン・ラヤン
近年、世界一速い経済成長を続けているのがアジアです。勤勉さはもちろんですが、経済成長の最大の原動力となっているのが多様性です。異なる文化が共存するだけではなく、経済発展のステージが異なり、所得水準も多様なことで、資本集約的産業が中心の国、労働集約的産業が中心の国で国際分業が出来ていることが強みとなっています。格差というと「悪い👎もの」、「是正しないといけないもの」というのは必ずしも正しくありません。格差があるからこそ、低所得の国に投資が集まり、技術移転が起きることで豊かさが移っていくわけです。格差が完全になくなったら、高所得国だけではなく、低所得国も将来の成長ペースが鈍化していくことになるでしょう。
アジアの多様性は食文化にも感じられます。食文化が異なるがゆえに、新しい要素を取り入れ、食文化も発展していきます。アジアの食文化は近隣国の食文化をお互いに取り入れて発展してきました。
こうしたアジアの食文化の多様性を感じるお店が山手線・大塚駅近くにあります。マレーシア・シンガポール料理のラヤンラヤンです。以前見かけたことがあったので、気にはなっていましたが、ホームページで外観を確認して行ってみました。
ところが、お店の前にくると、強い違和感が。お店の看板がなくなっており、炭火焼きのお店になっていました。

「えっ、閉店したのか」と一瞬思いましたが、左隣のお店に「マレーシア・シンガポール料理」の看板が。しかし、店名はベトナム料理店のように変わっていました。

お店の前には「ハイナンチキンライス」ののぼりとともに、「ラヤンラヤン」の店名があります。意を決して左側のお店に入ってみると、メニューは「ラヤンラヤン」の店名とともにマレーシア・シンガポール料理が並んでいました。

お店の方の日本語が十分ではなかったため、店名が変った理由についてはよくわかりませんでした。店主の名刺をいただいたのですが、そこには「ラヤンラヤン」と確かに出ていました。
お店の中には、ベトナム風の絵が飾ってありました。



看板料理のハイナンチキンライスをいただきました。

これに、サラダがついてきました。これで1000円とはコスパ最高です。

隣の炭火焼きのお店とは厨房を通して中でつながっていました。

アジアの多様性を感じる不思議なお店でしたが、料理のレベルはまずまずで、「なんちゃってマレーシア・シンガポール料理」ではありませんでした。これからも謎解きをやっていこうと思います。
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