中山道下諏訪宿を巡る:信州リベンジ旅下諏訪編③
下社秋宮を出て、春宮まで中山道を江戸方面に下ります。下諏訪では、中山道は春宮大門の鳥居から秋宮付近で甲州街道と別れた後、春宮の前に出るかたちで、春宮の参道を大きく迂回するように通っています。
今回の報告は下記の地図で赤で示したところです。
中山道と甲州街道の分離・合流地点から出発します。
大名だけではなく、皇女和宮降嫁の際の宿泊や、明治天皇巡幸の小休所としても利用された本陣・岩波家。
中川旅館。下諏訪宿の昔の姿をとどめてましたが、1976年(昭和51)年に取り壊され、建て直しされています。
かつての旅籠跡は天然温泉になっています。
老舗の二葉屋酒店。2020年にリニューアルオープン。銘酒「御湖鶴」をはじめとした地酒や長野県産ワインを豊富に取り揃えており、角打ち(立ち飲み)コーナーもあります。し
浄土宗知恩院派來迎寺。1541年(天文10年)に中興開山とされています。和泉式部の幼少期にまつわる伝説と、その守り本尊とされる銕焼地蔵があります。
6世紀末のものとされる前方後円墳「青塚古墳」。
湯田坂という坂を下ります。勾配がきついので、この坂を登るよりも秋宮から春宮への江戸下りの方が楽です。
旦過の湯。熱い温泉で有名です。
明治37年創業の鉄鉱泉本館。
諏訪大社の末社である御作田神社。「この神田に植えられた稲は1ヶ月で穂が出る」といわれ「諏訪大社下社七不思議」のひとつに数えられています。
1864年(元治元年)の建築と推定される木造二階建ての旧商家・伏見屋邸。2010年(平成22年)に復元修理し、内部が公開されています。
臨済宗妙心寺派の慈雲寺。門前には通称「竜の口」と呼ばれる場所があります。
ここから急な登り坂になります。ここを登ると木落し坂、下社春宮、万治めの石仏といった名所が集中しています。
まず、諏訪湖の絶景ポイントがあり、
春宮の上に出ます。
次回は下社春宮と万治の石仏を紹介します。
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