あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

梅のシーズンに太宰府(大宰府)の令和発祥の地を訪ねる

 
 2020年の2月上旬に。九州の太宰府に行ってきた時の話です。期限切れそうなJMBのマイルの消化のため、息子(当時中3)の学校の中学入試休みに合わせて、日帰りで行ってきました。


 当時は新型コロナの感染者が出始めた頃でしたが、まだ国内でそれほど感染が広がっておらず、海外からの旅行者を受け入れていた頃でした。


 羽田から飛行機で福岡空港に到着後、国際線ターミナルに移動し、そこを経由して太宰府駅行きのバスに乗りました。バスは結構混雑していました。


 終点まで行かず、大宰府政庁跡でバスを下車し、坂本八幡宮に行きます(*皆様、大宰府と太宰府の違いわかりますか?)。坂本八幡宮の近くには、「令和」の由来となった「梅花の歌」が詠まれた宴が行われた大伴旅人邸があったとされ、石碑が立っています。梅が咲くシーズンには歌会が開かれているようです。


 
 その後、太宰府天満宮に参拝。息子は3年後の大学入試に備えて、絵馬を奉納していました。ちなみに、帰京後学校から郵便物が届いており、開けたら高校の入学金納付書でした(中高一貫の学校なので、これがご利益と言われら「神様詐欺でしょ」という思いです)。


 
 それから福岡城址みて、天神の櫛田神社行って、博多駅で息子のお気に入りの店でラーメン食べて帰りました。私はトンコツスープ独特のアンモニア臭が苦手なので、ちょっと・・・という評価ですが。



*大宰府は大宝元年(701)に朝廷が制定した大宝律令によって置かれた九州を管轄する役所です。これに対して、奈良時代以降、「太宰府」という表記が使われるようになり、太宰府天満宮の地名になっています。使い分けについては今も研究が続いているそうですが、昭和30年代末頃の九州大学の鏡山猛教授の説を受け、古代の役所や遺跡に関する表記は「大宰府」、地名や天満宮は「太宰府」と表記されることが多いようです(太宰府市ホームページなどより)


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