横須賀どぶ板通りに米兵らしき人はいなかった:日本の中の外国⑦
浦賀、久里浜とまわった後、イベント巡りをする前に「どぶ板通り」を散歩してきました。
どぶ板通りは神奈川県横須賀市本町にある全長300メートルほどの通り・商店街で、国道16号と平行して並ぶ道路です。第二次大戦前、この通りには道の中央にどぶ川が流れていましたが、人や車の通行の邪魔になるため海軍工廠より厚い鉄板を提供してもらい、どぶ川に蓋をしたことから「どぶ板通り」と呼ばれるようになったとのことです。その後、どぶ川は埋め立てられ、鉄板も撤去されています。
どぶ板通りは「スカジャン(横須賀ジャンパー)」の発祥地として有名です。「スカジャン」は第二次世界大戦の後、自国へと帰還するアメリカ兵向けのお土産品スーベニアジャケットとして作られはじめました。
また、海軍カレーや、ネイビーバーガーを出すお店が連なり、グルメの街としても人気があります。
英語の看板がたくさんあります。
道路はタイル状に舗装されています。
ネイビーバーガーのお店がたくさんあります。
グリル&カフェのアルフレッド。海軍カレーとネイビーバーガーの両方が楽しめる店です。この日のランチはここにしました。
海軍カレー(ハーフサイズ)とネイビーバーガー(クオーターポンド)のいいとこ取りをした「よこすか満喫きっぷ限定プレート」。ミルクもついています。
セットにはミルクがついていますが、暑かったのでビールも注文しました。
ネイビーバーガーの有名店Tsunami Box。
店頭にバッドマンの人形があるのでわかりやすいです。
スカジャンのお店も多数あります。
商店街の中に、こんな場所が。霊験あらたかな地蔵尊として知られ、線香の香りが漂う延命地蔵尊あります。
この日は日曜日のランチタイムで、そこそこ観光客で混雑していましたが、米兵らしき人はほとんどいませんでした。外国人も観光客のようでした。
横田基地では、米軍関係者こそあまり見かけませんでしたが、近隣住民との共存を感じました。しかし、横須賀のどぶ板通りはすっかり観光地となってしまっていました。夜に来れば、やんちゃな米兵を見ることができるかもしれません。また、日を改めて訪問してみたいと思います。
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