今年の桜の見納めと練馬区役所展望レストランのランチ
先週末、今年最後のお花見に妻と練馬に出かけてきました。
まずは、西武池袋線・桜台駅で下車し、千川通りの桜並木を眺めてきました。駅周辺の地名は練馬区桜台1丁目ですが、もともと桜台という地名はなく、駅名が地名になったものです。その駅名ですが、1934年(昭和9年)に昭和天皇誕生記念で石神井川沿いに有志により植えられた桜や、1915年(大正4年)に大正天皇即位の御大礼記念に植えられた千川上水堤の桜並木が駅周辺にあるなど桜の名所であることから名付けられました。正式に地名となったのは1962年(昭和37年)のことでした。
しかし、この桜並木が大正時代からずっと引き継がれてものではないようです。1953年(昭和28年)頃から千川が暗渠化され、両岸の桜が次々に伐採されていきました。しかし、昭和末期以降、千川通りへの桜の植樹や補修により今日のような桜の名所として復活していったそうです。
1987年(昭和62年)に「千川通りに櫻を植える会」が設置した桜の碑の石碑があります。
桜の季節になると、西武池袋線の江古田駅から中村橋駅まで続く桜並木が、見事な「桜のトンネル」状態になります。この日は、残念ながら葉桜になりかけていました。もう1週間早く行けばよかったです。
次に練馬区役所に。区役所は練馬区内でもっと高層な建物であり、最上階(20階)には区内一といわれる展望レストランがあります。窓際のカウンター席に座り、ランチをいただきました。
私はヒレカツ御膳を
妻はマグロづけ御膳をいただきました。
箸はさりげなく皇室ご用達のものでした。
外神田にある箸勝本店さんのものだそうです。
ひときわ高いタワーは、防衛省市ヶ谷駐屯地の通信棟(高さ220メートル)。
東京スカイツリーも見れます。
その後、練馬駅北口にある平成つつじ公園へ。つつじと桜の競演が見られました。
芸術を猥褻は紙一重です。
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