これまで都内の初詣スポットでもある武蔵国一の宮を採り上げてきましたが、 日枝神社:明治神宮と並ぶ都内で最も格式の高い神社 - あちこち旅日記 氷川神社(さいたま市大宮区):武蔵国一の宮論争① - あちこち旅日記 氷川女體神社(さいたま市緑区):武蔵国一の宮論争② - あちこち旅日記 小野神社(東... 続きをみる
2023年12月のブログ記事
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12月29日の金曜日に上野アメ横に行ってきました。 コロナの第5類移行後の初の年末となりましたが、比較的空いていると聞いていた正午前に行ったにもかかわらず、通りは満員電車並みの大混雑でした。 東京メトロ銀座線の上野広小路で下りて進みます。魔利支天(徳大寺)を通り、 先代林家三平師匠のCMが... 続きをみる
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今回は、武蔵国一の宮の3回目、東京都多摩市にある小野神社を訪問してきました。 近くの東京都府中市にも小野神社があります。多摩川の氾濫にともない遷座を繰り返した結果2社になったとも、どちらかが本社でもう一方は分祠であるともいわれていますが、はっきりしたことはわかっていません。 小野神社の旧社格... 続きをみる
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今回は、前回に続いて武蔵国一の宮を名乗っている氷川女體神社の報告です。旧社格は郷社で、参道が2㎞以上もある巨大な氷川神社と比べるとこじんまりとしていますが、氷川神社の祭神が須佐之男命で、氷川女體神社の祭神がその妻の奇稲田姫命であることから、2社を一体として一の宮とされているようです。氷川神社の総... 続きをみる
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以前、東京都府中市にある武蔵国六所宮の大國魂神社について報告させていただきましたが、武蔵国一の宮を、東京都多摩市の小野神社とする説と、さいたま市大宮区の氷川神社とする説の2つがあります。 一の宮は、ある地域の中で最も社格の高いとされる神社を指しますが、原則としては各令制国1社ずつになっています... 続きをみる
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年末になると、年明けの初詣どこに行こうか検討する方も多いのではないでしょうか。 今回は東京赤坂にある日枝神社(ひえじんじゃ)に行ってみたので、初詣のご参考にご紹介します。日枝神社は江戸三大祭の一つ、山王祭が行われる神社としても有名で、旧社格は都内に2つしかない官幣大社です(もう一つは明治神宮)... 続きをみる
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秩父から帰る前に「祭りの湯」でひと浴び:秩父日帰り旅⑥(最終回)
秩父からの日帰り観光では出発時間が遅くなってしまい、あまり観光ができませんでした。そこで、帰りに西武秩父駅にある天然温泉「祭りの湯」でひと風呂あびて帰ることにしました。 外からの入口です。 フードコートからでも入ることができます。 フロントで下駄箱の鍵を預けます。館内は全てキャッシュレスで... 続きをみる
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秩父でのランチは、昭和レトロなお店でのB級グルメか、ジビエ料理を楽しみにしていました。秩父の夜祭(12月3日)も終わり観光客は少なくなっていましたが、それでも人気のお店は混雑していると聞いていたので、市内観光を終えてから帰りに特急券を買いに一旦西武秩父駅に戻ってから、出直していきました。 駅近... 続きをみる
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秩父旅行の名物の一つに、「秩父札所34か所巡り」があります。 室町時代後期には秩父札所が定着していたようです。同様な札所巡りとしては四国霊場88カ所巡りが有名ですが、四国と比べて江戸から近いことや、狭い地域に札所が集中しているために回りやすく、秩父は江戸時代には多くの庶民の観音信仰巡礼の聖地と... 続きをみる
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秩父の旅シリーズの第三回目は秩父神社です。 秩父神社は秩父地方の総鎮守で、三峯神社・宝登山神社とともに秩父三社の一つです。また、旧社格は国弊小社であり、武蔵国四の宮、そして神社本庁の別表神社に指定されるなど、格式の高さを誇ります(注) (注)武蔵国には、全国218の官社(式内社)のうち7社し... 続きをみる
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秩父に着いたのは昼近くになってしまったので、この日は市内中心部と秩父神社だけの観光に絞りました。 西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅を通って、番場通りに入ります。 このお花畑の駅舎自体も国の登録有形文化財になっている歴史的建造物ですが、秩父神社に通じる番場通りや平行する黒門通りにはたくさんの歴... 続きをみる
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このたび、西武鉄道の特急001系電車「Laview(ラビュー)」に初めて乗車してみました。001系は旧型車両「レッドアロー号」の老朽化により後継車両として2019年3月に運行を開始していましたが、コロナ禍のために秩父に行く機会がありませんでした。 この日は池袋駅から秩父行きに乗車しました。かつ... 続きをみる
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前回、浜離宮恩賜庭園について報告させていただきましたが、共通入場券(園むすびチケット)を購入して、近くの旧芝離宮恩賜庭園にも行ってきました。 旧芝離宮恩賜庭園は明暦年代(1655~1658年)の頃に海面を埋め立てた土地を、1678年(延宝6年)に小田原藩主であった老中・大久保忠朝が4代将軍家綱... 続きをみる
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週末に東京都中央区にある浜離宮恩賜庭園を散歩してきました。 この場所は寛永年間(1624~1644年)までは将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でしたが、四代将軍家綱の弟で甲府城主 の松平綱重が1654年(承応3年)に海を埋め立てる許しを得て、別邸を建てました。その後、綱重の子供の綱豊(家宣) が六代... 続きをみる
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この日は、晩秋の上野公園のお散歩です。 不忍の池から入ります。イチョウが散り始めて、黄色い絨毯になっていました。 寛永寺弁天堂の門 弁天堂 大黒天堂 めがねの碑。不忍池弁天堂が造られたのは江戸初期の寛永年間でしたが、創設した天海僧正の諡号が「慈眼大師(じげんだいし)」で、その中に「眼を... 続きをみる
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通販で購入した宮崎和牛の焼肉&銀座の名店の鹿児島黒毛和牛ステーキ
昨日のランチは、宮崎産和牛の焼肉と、銀座吉澤さんのステーキをいただきました。両方とも通販でコスパよく入手したものです。 宮崎産和牛は、ジャパネットたかたで購入した4種類のお肉のうち、この日は肩ロースとマルシンをいただきました。金額はうろ覚えですが、月額8000円強でグルメ便で12か月契約になっ... 続きをみる
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東京新宿区の歌舞伎町の職安通りから入ってすぐのところに、鬼の福授けの社として信仰を集め「撫で守り」の授与で有名な稲荷鬼王神社があります。この神社は皮膚病・その他病気平癒に御利益があるとされており、境内の三島神社に祀られている恵比寿神は新宿山ノ手七福神の一つになっています。 1831年(天保2年... 続きをみる
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昭和レトロな「珈琲西武」:移転した歌舞伎町の本店に行ってみました
新宿三丁目にあった昭和レトロな喫茶店「珈琲西武」が新宿歌舞伎町の新宿区役所裏手に移転したと聞き、行ってきました。西武といっても、西武デパートや西武鉄道とは資本関係はなく、東京メトログループが運営しているようです。 新宿三丁目にあった本店は東京オリンピックが開催された1964年に創業したそうで... 続きをみる
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18年ぶりの石神井公園(後編)石神井公園の見どころは三宝寺池エリアにあり
前回に続き、石神井公園の報告です。前回は、石神井公園の東側の石神井池エリアを紹介しましたが、今回は西側の三宝池エリアの報告です。 (出所)東京都公園協会ホームページ 三宝寺池はかつて武蔵野三大湧水池のひとつでした。江戸時代には、いかなる日照りにもかれないといわれ、昭和30年代頃までは、真冬でも... 続きをみる
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18年ぶりの石神井公園(前編):駅からのアクセスが便利になってました
東京都練馬区にある都立石神井公園に実に18年ぶりに行ってきました。自宅からはさほど遠くはないのですが、最寄り駅である西武線の石神井公園駅からの道が大変狭く、歩いていると危険を感じるほどでしたので、足が遠のいてしまっていました。しかし、石神井公園駅南側の再開発が始まり、2021年3月には激狭の商店... 続きをみる
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今回は武蔵五日市の旅4回目にして最終回になります。1回目(ドラマや映画の収録地)、2回目(Gメン75黒谷町シリーズ)、3回目(紅葉がきれいなハイキングコース)と異なる視点から見てきましたが、最終回の今回はちょっとお堅い内容ですが、近代史の視点から武蔵五日市をみてみたいと思います。 五日市中学校... 続きをみる
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秋川渓谷というと、清流が流れる河原でバーベキューのイメージが強いですが、秋にはハイキングも楽しめます。実際に、五日市線の乗客には地元の方に混じってハイキングのグループが結構いらしゃいました。 秋川渓谷の小和田橋から崖(この写真の左側)を数十メートル登っていくと、阿伎留神社があります。 阿伎留... 続きをみる
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先日、子供のころに好きだったTVドラマとして「Gメン75香港カラテシリーズ」について投稿しました。 実は「Gメン75」のシリーズものではもう一つ好きなものがありました。それは故蟹江敬三さんの怪演が記憶に残る「黒谷町シリーズ」でした。この「黒谷町」は架空の地名で、長野県という設定になっていたよう... 続きをみる
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今回のあちこち旅は、多摩地区でも山深い武蔵五日市に出没しました。現在の行政区域は東京都あきる野市になります。かつては、五日市町という名前で存在していましたが、1995年(平成7年)に秋川市と合併し、あきる野市が発足しました。 アクセスはJR五日市線になります。青梅線、八高線、西武鉄道も乗り入れ... 続きをみる
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今回のふるさと納税の返礼品は、静岡県焼津市の返礼品の「ネギトロ」です。12,000円の寄付で、100g×14パックいただきました。提供は大坪水産さんです。9月末の基準変更直前に駆け込みで寄付したため、通常1か月で配送のところが2か月かかってしまいました。なお、10月以降の基準改定でも「値上げ」は... 続きをみる
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谷根千週末散歩の3回目(最終回)は根津神社です。 場所は、東京メトロ千代田線の千駄木と根津のほぼ中間くらいにあります。前回の続きで千駄木駅から不忍通りを歩きます。 不忍通りから少し入ったところに表参道の鳥居があります。 根津神社の旧社格(*注)は府社ながら東京十社(日枝神社・根津神社・芝神... 続きをみる
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週末谷根千散歩の2回目です。今回は千駄木の裏通りを散歩してきました。 出発地点は前回ここで終了した谷中の「夕やけだんだん」です。 谷中商店街の入口にあるイカ焼き屋さんのところを左折します。 日蓮宗長明寺。かつては蛍が飛びかう「蛍沢の寺」として親しまれ、石碑が建っています。水戸黄門こと徳川光... 続きをみる
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東京メトロ千代田線沿線に、「谷根千」と呼ばれる地域があります。谷根千とは、「谷中」「根津」「千駄木」の頭文字をつなげたものですが、不忍通り沿いに隣接し、太平洋戦争の戦災をあまり受けず下町風情が残った街として根強い人気があります(地理的には下町ではなく山の手に区分されています)。外国人観光客にも知... 続きをみる
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毎年年末になると楽しみにしていることがあります。毎年12月12日頃に発表される「今年の漢字」です。発表会場となっている清水寺の貫主が揮毫(きごう)するニュースを見ると年末を感じてしまいます。 この「今年の漢字」ですが1995年(平成7年)から始まり、今年で28周年を迎えます。12月12日は「漢... 続きをみる
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ふるさと納税宮崎県川南町の返礼品「しゃぶしゃぶ用豚ロース」3回目オーダー
今回のふるさと納税の返礼品は昨年と今年5月にも寄付をした宮崎県川南町の返礼品「しゃぶしゃぶ用豚ロース」です。11000円の寄付で何と2㎏いただけたのですが、10月からの新制度の下では12000円に「値上げ」されています。それでも、500g×4と使い易く小分けされており、依然としてコスパは良好です... 続きをみる
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前回の投稿では、靖国神社について報告しましたが、飯田橋駅から帰る途中に東京大神宮があったのでついでに寄ってきました。 東京大神宮の創建は1880年(明治13年)に遡ります。日比谷にあった大隈重信邸跡に落成した皇大神宮遙拝殿を起源とし、東京における伊勢神宮の遥拝殿として創建されました。このため、... 続きをみる