あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

ぺリーが上陸した久里浜の地

 前回の続きです。浦賀の渡しを使って東西叶神社を参拝した後はバスで京急久里浜駅に向かいました。


 京急久里浜駅は巨大な駅ビルになっています。

 駅前からはアーケード街「黒船仲通り」が出ています。

 黒船仲通りの出口です。

 駅前のメインストリート「はろーど通り」に出ます。

 ここをまっすぐ進み、住宅地を通ると海に出ます。バスの本数が少なかったので20分ほど歩いていきました。海の向こうに見えるのは房総半島です。

 右に曲がると、ペリー公園があります。

 ここは1853年(嘉永6年)のペリー艦隊の来航時、アメリカ大統領からの国書受け渡しの地です。ペリー上陸を記念して建立された記念碑は1901年(明治34年)に除幕されました。当時は、日米両海軍の軍艦、そして桂太郎首相ら大勢の来賓を招き、ペリー上陸記念碑の除幕式が盛大に行われ、日米友好のシンボルとしての役割を果たしていました。しかし、その後日米両国は太平洋戦争を戦うことになります。


 ペリーはフィルモア大統領の国書を携えており、日本側を威圧しながら国書受け取りを要請しました。ペリーの強圧に屈した幕府は長崎での対応を諦め、浦賀の隣の入江である久里浜でアメリカ大統領の国書を受け取ることになりました。ペリー艦隊が到来したのは浦賀と思っている方が多いと思いますが、実際に上陸したのはここ久里浜の地です。

 入場無料の記念館もあります。

 皆様おなじみのペリーの写真ですが、

 ここにある胸像はずっとスリムです。ペリーさん、こちらの方がいい男ですよ。

 中には開港の歴史がわかる展示物があります。

 ペリー公園の先には、久里浜と千葉県・浜金谷を結ぶ東京湾フェリーのターミナルがあります。よこすか満喫きっぷの「遊ぶ券」で、浜金谷まで往復できます(ただし、浜金谷での下船はできません)。

 その後、京急久里浜からは横須賀中央駅にバスと電車で戻り(今度はいいタイミングで来てくれました)、とぶ板通りでランチをいただきました。次回(6月15日)は、どぶ板通りを紹介します。


あちこち旅日記 - にほんブログ村


 参考になったら、「プロフィール」のバナーをクリックお願いします。過去の記事リストがあります。シリーズ通してご覧いただければ嬉しいです。

×

非ログインユーザーとして返信する