小野神社(東京都多摩市):武蔵国一の宮論争③(最終回)
今回は、武蔵国一の宮の3回目、東京都多摩市にある小野神社を訪問してきました。
近くの東京都府中市にも小野神社があります。多摩川の氾濫にともない遷座を繰り返した結果2社になったとも、どちらかが本社でもう一方は分祠であるともいわれていますが、はっきりしたことはわかっていません。
小野神社の旧社格は郷社で、最高位の旧官幣大社であった氷川神社よりは随分下になります。神社の規模や格式からは、氷川神社に軍配が上がるように思えます。
最寄り駅は京王線聖蹟桜が丘になります。駅には京王百貨店、京王スーパーがあり、生活環境としては東急沿線のたまプラーザや二子玉川と並ぶハイソな街の雰囲気があります。
小野神社までの道。京王百貨店を望む通りには桜並木があります。
駅から徒歩5分ほどで小野神社に到着します。門には武蔵一の宮との表示があります。
随神門
拝殿
本殿
南門から見た社務所。
かつて武蔵国一の宮だった小野神社が氷川神社とどうして地位が逆転してしまったのか、大変興味は尽きないところです。
私の個人的な感想では、神社としての格は別として、強く印象に残ったのは社叢に神秘性を感じた氷川女體神社でした。
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