科学忍者隊ガッチャマンは好きだったけど・・・
またもやショッキングな航空機事故が起きました。アメリカのフロリダ州で1月18日に、アトラス航空が運航する貨物機B747-8機が離陸した直後にエンジンから出火したため、空港に引き返して緊急着陸した件が報じられています。
【上空で炎上】貨物機がエンジントラブル…緊急着陸 アメリカ・フロリダ州
画像を見ると、エンジンから出火した火がまるで飛行機全体に燃え移っているようにも見えます。実際には飛行機には引火せず、無事飛行機は着陸し、乗員に死傷者はいなかった模様です。炎につつまれた機体は、科学忍者隊ガッチャマンのゴッドフェニックス号の「科学忍法火の鳥」を思い出させてくれます。主題歌の「命を懸けて飛び出せば科学忍法火の鳥だ」は懐かしいです。
このエンジンは、長らく航空機エンジン界をリードしてきたGE社製です。信頼度が高かっただけにショックでしたが、エンジンから出火した例は少なくありません。バードストライク(鳥類 がエンジンなどに衝突する 事故)によって起こった例もあり、信頼のできるメーカーであっても防ぎようがありません。
幸いなことに、飛行機はエンジンが一つくらい破損しても航行可能だそうで、B787やA350などの最新鋭の期待は燃えにくいとされるカーボンファイバー(炭素繊維)を使用しています。とはいえ、先日の羽田空港での事故(JAL機はA350でしたが、エンジンから漏れた燃料に引火した模様)を見ると100%安全とはいえません。
ガッチャマンは好きでしたが、命を懸けて「科学忍法火の鳥」をやりたくはありません。
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