激混みの那覇空港ラウンジと気になる沖縄便での感染症流行
美浜アメリカンビレッジでバス待っていたら、那覇空港行きのバスが来ました。当初の予定では国際通りでお土産買って、ステーキの夕食と考えていたのですが、雨足が強くなっていたので、空港に直接行くことにしました。空港までは1時間半ほどかかりましたが、飛行機の出発時間(19:50)の3時間ほど前に空港に到着。お土産を購入し、ダイヤモンド・プレミアラウンジでゆっくりしていきました。
空港では3階のチェックインカウンターがあり、ここから専用レーンでダイヤモンド・プレミアラウンジに入れるらしいのですが、2階にあるショップで買い物していたら、2階に保安検査場があり、3階まで戻るのも面倒だったので、ここから入ってしまいました。そういえば、3階にはA&Wの店舗があり、ここのルートビアが好きなのですが、これも逃してしまいました。
ラウンジの作りは、サクララウンジとほぼ同じですが、パンやおにぎりがあるのが大きな違いです。到着時間が遅いので結局夕食代わりになりました。
また、行きの羽田空港と同様に混雑していました。サクララウンジものぞいてみたのですが、ダイヤモンド・プレミアラウンジの方がむしろ混雑していました。最初は座る席を見付けるのが大変でしたが、途中から空いてきました。
家族のリクエストで、お土産は紅芋タルト、石垣ロイズのチョコレートチップ、そしてマンゴー味のバヤリースです。
登場時間にはすっかり暗くなっていました。日本トランスオーシャンエアの珍しい塗装機材がありました。
機材は往路と同じA350でした。追い風を受けて2時間弱で羽田に着陸しました。
よころで、今回気になったのが、機内では小さなお子様連れの観光客が多かったのですが、マスク装着率は低く、機内の至るところから咳込む音が絶えず聞こえてきたことです(特に子供の感染率が高いのではと思いました)。感染者数の全数把握をしなくなってしまって、正確なところがわかりませんが、厚生労働省が6月17日に公表した5~11日の全国の新型コロナの定点あたりの感染者数は5.11人でしたが、沖縄は18.41人と大幅に上回っています。ざっと見たところ、東京と比べて沖縄の方のマスク装着率が低いというわけではなく、本土からの観光客が感染を拡大させ、また、無防備な方が持ち帰っている可能性もあります。
実際に、昨日こんな記事が沖縄の地元紙に出ていました。沖縄の感染状況は深刻で、以前の基準ならば緊急事態宣言が出てもおかしくはありません。既に一部の医療機関では救急医療や一般診療を一部制限する事態となっているようです。救える命が救えなくなる状況が懸念されます。機内で感じた不安が現実のものになりつつあります。
コロナが弱毒化したので、自分はかかってもよいと思っている方も多いかもしれません。でも皆さんの周りには絶対に感染するわけにはいけない方がたくさんいるということを忘れないでください。お子さんがかかったら保育園に預けられない、あるいは自分がかかったら即収入が途絶えてしまう、ぎりぎりの生活をしている母子家庭のママさん。この時期に1週間寝込んだら、1年間棒にふるかもしれない受験生とその家族、出席停止で試験が受けられず単位がもらえない大学生(このため感染を隠して出席して、感染を広めてしまうケースがあるようです)、職場でクラスター感染が起きたら事業継続ができなくなる小規模な事業所の方、代えの選手がいないJリーグやプロ野球の選手、そして何よりも医療関係者の皆様・・。コロナの厄介なことは、感染に気がつかず、周りに再感染させてしまうことです。
全国旅行支援を受ける条件であったワクチン接種済証や陰性証明の提示は5月8日より不要になりましたが、税金使って遊びにいくならば、自発的な検査やワクチン接種、マスクの着用はせめてものマナーとして自発的にお願いしたいです。私はどこへ出かけるにも厳戒態勢でいます(スポーツクラブでもマスク着用しているので、心肺機能が高まってきたかもしれません)。
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