日本のリトルダッカ・東十条:日本の中の外国⑰
日本の中の外国シリーズ第17弾は、東京都北区・東十条を訪問しました。
2023年1月28日にテレビ東京系の番組「アド街ック天国」でも紹介されていますが、第17位に「リトルダッカ」として「プリンスフードコーナー」が紹介されています。
約30年前に当時は珍しかったハラルフードの店が東十条にあったことがきっかけで、バングラデシュ(首都はダッカ)の人が増えていったそうです。実際に街を歩いていると、南アジア系の方やムスリムの女性を多く見かけます。
プリンスフードコーナーさんは2021年オープンのバングラデシュ料理のお店です。お店は懐かしいの味と雰囲気を求める常連さんで賑わっています。
すぐ隣にあるハラル食材のお店など、バングラ人の集まる場所がたくさんあります。
北区によると、2023年1月1日時点のバングラ人の人口は1100人で、中国、韓国、ベトナム、ミャンマー、ネパールに次いで国籍別では6位となっています。在日バングラ人総数が同時点で約22,700人ですので、日本にいるバングラ人のおよそ5%が北区に居住していることになり、その大半が東十条に集中しているとみられます。
バングラ人というと、「人懐っこい」との評判ですが、国旗をご覧いただくと一目瞭然のようにアジアでも有数の「親日国」です。
今回は、京浜東北線東十条駅から埼京線十条駅まで歩いてみました。まず、北口周辺を散歩してみます。
駅前通りです。
線路に沿って南口に向かいます。プリンスフードコーナーはこの通りにあります。
東十条駅南口から十条駅までは、十条中央商店街(別名・演芸場通り商店街)でつながっています。
大衆演劇が楽しめる篠原演芸場。女性に人気があるとのことです。
パレスチナ料理のお店や
ここにもハラルフードのお店があります。
埼京線の踏切が十条中央商店街の終点です。
踏切をわたると、十条銀座となります。
左に曲がると、十条駅です。
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