東海道宿場巡り⑤:藤沢宿(前編)
今回の東海道宿場巡りは、江戸から6番目の宿場・藤沢です。
宿場の西端(京見附)は、小田急江ノ島線・藤沢本町近くにあります。
旧東海道には、「藤沢宿」ののぼりが掲げられています。
藤沢本町駅のすぐ近くにある寒川比古命と源義経を主祭神として祀る白旗神社(しらはたじんじゃ)です。
現在の社殿は1828~1835年にかけて建てられたそうです。
義経と弁慶の像
本殿東側にある「弁慶の力石」。この石に触れると「健康になる・病気をしない」といわれています。
義経の慰霊碑
東海道沿いには「義経の首洗井戸」があります。奥州平泉で最期を迎えた義経の首が頼朝のもとへ届けられ、和田義盛と梶原景時により首実検行われましたが、終わると首は片瀬浜に捨てられてしまいました。この首が、境川をさかのぼってたどり着いたのを拾い、この井戸で洗い清めたと言われています。
摂取院常光寺。浄土真宗の寺であり鎌倉光明寺の末寺に当たります。境内には天然記念物の樹林があります。
この常光寺の末寺である真源寺が、京見附跡のすぐ近くにあります。
日蓮が、佐渡島へ遠島の刑となり、役人に引き立てられ越後(新潟)へ向かう途中、休息したとされる妙善寺。
宿場の中心にあった問屋場跡。
この日のランチは問屋場跡近くのラーメン屋さんでいただきました。
鶏ガラスープが絶品でした。
宿場の東端に近い藤沢橋。ここを渡ったところが遊行寺です。
広重の「東海道五十三次」に描かれている「藤沢宿」。この藤沢橋近くで描かれたと見られます。遠くに見える瓦屋根が遊行寺です。かつてはこの付近に江ノ島神社の鳥居がありました。
絵に描かれている橋は、藤沢橋より少し西側にあり、現在は架け替えられて「遊行寺橋」と呼ばれています。
(出所)神奈川県ホ―ムページ
続きは4月20日投稿の予定です。
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