あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

受験シーズンがほぼ終わって静まり返った西早稲田の穴八幡宮神社

 受験シーズンも国立後期のみとなり、静かになってきた西早稲田にある穴八幡宮神社に行ってきました。合格祈願に参拝する受験生も少なくないようですが、本来は商売繁盛や出世、開運に利益があるとされています。また、乳児の疳の虫(かんのむし)封じでも有名です。また、冬至の「一陽来復」のお守りでも知られています。旧社格は村社です。

 一帯は前方後円墳になっています。


 社伝によれば、1062年(康平5年)、源義家が奥州からの凱旋の途中、この地に兜と太刀を納め、八幡神を祀ったとのが始まりとされています。1641年(寛永18年)、宮守の庵を造るため、社僧が南側の山裾を切り開いていると横穴が見つかり、中から金銅の御神像が現れたことから「穴八幡宮神社」と呼ばれるようになり、3代将軍徳川家光が幕府の祈願所・城北の総鎮護としました。


 その後、歴代将軍がたびたび参拝しましたが、8代将軍徳川吉宗が1728年(享保13年)に世嗣の疱瘡快癒の祈願のため流鏑馬を奉納したことから、流鏑馬が有名行事になっています。高田馬場の流鏑馬 -は新宿区指定無形民俗文化財となっており、毎年スポーツの日に都立戸山公園で行われています。


 布袋像の水鉢は新宿区指定有形文化財になっています。江戸城吹上御苑に置かれていたものを、徳川家光が奉納したと伝わっています。

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