仏教寺院を超越している築地本願寺:パイプオルガンまでありました
本日4月8日にはお釈迦様の誕生日を祝う花まつりの日です。
前回、築地場外市場訪問記を投稿しましたが、帰りに築地本願寺に寄ってきましたので、花まつりを祝して報告したいと思います。
この築地本願寺は手水舎こそありますが、
外観からして日本の仏教寺院離れしています。1934年竣工の本堂は、古代インド様式をモチーフとした珍しい鉄筋コンクリート造りです。
敷地の入口にはインフォメーションセンターがあります。
インフォメーションセンターには以前、カフェとともに書店が併設されていました(仏教に関する書物が中心でした)が、2022年に閉店しています。
カフェの入口。
カフェの雰囲気はこんな感じです。結構混雑していました。
外国人が喜びそうなサンプルもあります。でも注意書きは日本語だけでした。
インフォメーションカウンター。
書店はギフトショップになっていました。
合同墓にある礼拝堂。
一人一人の名前が墓名碑として彫り込まれています。
本堂。まるでキリスト教の大聖堂みたいです。
QRコードを読み込めば、堂内の様子が見れます。
パイプオルガンまであります。もうここまで来ると完全に仏教寺院を超えています。時々礼拝コンサートをやっているようです。
第一伝道会館に行ってみます。
ここにもカフェがあります。
和食の店もあります。近所のサラリーマンの方も楽しめるようなビジネスランチ(鉄火丼)もありました。
浄土真宗の開祖・親鸞上人の像。
台湾に移住したものの、現地で亡くなった方の遺骨が戦後放置されていましたが、その遺骨を集め追悼した台湾物故者の霊の碑です。
1969年に建設された「陸上交通殉難者追悼之碑」。当時の日本における交通事故死者数の水準は日清戦争での日本側の戦死者数(2年間で1万7282人)を上回る勢いで増加し、「交通戦争」と呼ばれていました。この碑の効果どうかはわかりませんが、翌1970年に交通事故での死者数はピークを打ち、減少に転じました。
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