港川ステイツサイドタウンはすっかり観光地に:日本の中の外国⑧
羽田空港から乗った機材はA350でした。この機材は、機外カメラからの画像がリアルタイムで見れるのが楽しいです。
三浦半島を横切って通過しています。先日報告した浦賀・久里浜が見えます。
向かっていた先は沖縄・那覇です。
到着しましたが、沖縄はひどい雨でした。
出口には出迎えの琉球美人が時々いらっしゃっり、拝めるのが楽しみなのですが、この日は残念ながらいらっしゃいませんでした。
美ら海水族館は今回の目的地でありません。
路線バスに乗ります。
1時間くらいで着いたのは、浦添市にある港川です。バス停の周りには何もありませんが・・・。
歩いて数分すると、人気のピザ店がありますが、ここが目的地ではありません。単なる目印です。
しばらく住宅地を進みます。
地図が出てきます。通りに米国の州名がついているここが港川ステイツサイドタウン(港川米軍住宅)です。
港川ステイツサイドタウンは、戦後の米国統治下で沖縄へ赴任してきた米兵そその家族向けに建てられた住宅です。米軍の統治が終わった後、沖縄の人にも賃貸されるようになったとのことです。
日本の中の外国シリーズで横須賀のどぶ板通りに行ったのですが、素行の悪そうな米兵を見付けることができませんでした。不完全燃焼をがまんできず、素行の悪そうな米兵を探して基地の多い沖縄まで来てしまったのでした。
多くはリノベーションして、おしゃれなカフェやレストラン、雑貨店になっています。
しかし、住宅として使われているところはありませんでした。お店ではなさそうなところはありましたが、駐車してあったのはパンクしている廃車寸前の車。建物のメンテナンスも悪く、どうも借手がつかない住宅という感じでした。
おなかが空いてきたので、ランチにします。ここまで来たら、普通はアメリカンなものでしょうけど、何故か気になったこの沖縄そばのお店に引き寄せられて入りました。
入ってから知ったのですが、沖縄で有名なチェーン店で8店展開しており、メディアにもよく登場するぎょうざでも有名な名店でした。この港川のお店は鶏そばが売りのようです。
店内の様子です。
有名人の色紙もたくさんありました。これは元サッカー日本代表で、沖縄でもプレーしていた播戸竜二さんのサインです。
この日いただいたのは、鶏そば小(780円)と、
ぎょうざ4個(350円)でした。
おいしくて完食。スープまで飲み干してしまいました。
入店した時は、ガラガラだったのですが、すぐにお客さんが増え、食べ終わる頃には満席になっていました。観光客ではなく地元の常連さんがほとんどでした。
沖縄そばは美味しかったのですが、今回の目的は素行の悪そうな米兵を見付けることです。これでは、日本の中の外国シリーズは成り立ちません。雨がさらに激しくなってきましたが、悪評高い普天間基地のある宜野湾市に行ってみることにしました。
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