あちこち旅日記

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灼熱の都心で涼を求めて庭園へ⑥:大手町の森(千代田区)

 今回の庭園巡りは趣向を変えて、ヒートアイランド現象の真っただ中にある「大手町の森」です。


 場所は、みずほ銀行大手町本部ビル(旧富士銀行本店)と大手町フィナンシャルセンター跡地を合わせた地区で行われた再開発事業で建設された大手町タワーにあります。大手町タワーは、みずほフィナンシャルグループの本社・みずほ銀行本店などのオフィスや、シンガポール系のアマンリゾーツが手がける高級ホテル「アマン東京」が入居している複合ビルです。開発は東京建物が行いました。


 「アマン東京」の入口です。

 人力車があって、観光用によう意識されているようです。なお、1泊一部屋23万円ということで、実際にはVIPビジネス客向けのようです。

 カフェから大手町の森が見えます。

 「大手町の森」は大手町フィナンシャルセンターの跡地部分にあり、ヒートアイランド現象の緩和を目的とした約3,600㎡の緑地になっています。この緑地には、約2mの厚さの千葉県で育成された森が土壌ごと移植され、コナラやケヤキなど広葉樹を含めた]大小さまざまな樹木や草本類が植えられています。

 森の動物を題材にした新作のアート作品が展示されていました(展示は8月31日まで)。

 また、この緑地には、アメリカ同時多発テロ事件で犠牲となった旧富士銀行職員のための慰霊碑が建立されています。米国大使館の関係者らも、折にふれ献花しているそうです。


 都心の真ん中で、大変すばらしい貴重な緑地となっており、涼しさを感じます。ここでランチをとっている方もいらっしゃいました。ただし、残念ながら周囲のオフィスから放出される熱量があまりに大きく、猛暑日だったら「焼石に水」かもしれません。


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