千葉県佐倉市の秋祭りに行ってきました
10月13~15日にかけて開催されていた千葉県佐倉市の秋祭りに先週末に行ってきました。
場所は、京成佐倉駅かJR佐倉駅が最寄り駅ですが、この日は京成佐倉を利用しました。日暮里から特急で約50分で行けます。
駅を出てすぐのところに、観光案内所があります。ここでいろいろと情報を入手できます。
観光案内所の先の坂を上ると、佐倉市美術館があります。ここは大正時代に建てられた旧川崎銀行佐倉支店(千葉県指定有形文化財)の保存を考慮して建設された施設で、1994年(平成6年)に開館しています。レトロな雰囲気が旅情を誘います。
1Fにはカフェもあります。
ここでは佐倉・房総ゆかりの作家の作品を紹介する展覧会を開催しているほか、現代美術・版画・夏休みの子ども向け企画を行っています。残念ながら常設展示している作品数は少ないようです。
近くには、国内有数の収蔵数を誇る日本刀専門の塚本美術館があります。佐倉出身の実業家、故塚本素山氏のコレクションをもとに設立されたもので、刀身400点、鞘250点の所蔵品の中から、3ヶ月ごとに約20点ずつを展示しています。残念ながら土曜日・日曜日・月曜日が休館日でこの日は入れませんでした。
この付近にはたくさんの古民家、古商家があります。
「秋祭り」は佐倉市内(主に佐倉地区)の20町会と麻賀多神社、六崎麻賀多神社、愛宕神社、神明神社、八幡神社の5社合同による五穀豊穣に感謝する祭礼です。「麻賀多神社祭禮」が母体となったようです。
麻賀多神社は旧佐倉藩の総鎮守で、古くから「まかたさま」とこの地方の人々に親しまれ、崇敬されてきた神社です。
麻賀多神社という神社は、佐倉市内に11社・隣接する酒々井町2社・成田市2社・富里市2社・八千代市1社を数えます。他の地方には見られない、珍しい名前の神社で、印旛沼の東側から南にかけての地域にのみ存在する神社です。
祭礼では、お囃子や踊り、「えっさのこらさのえっさっさ」をはじめとする様々な掛け声に合わせて各社氏子町の山車・御神酒所・御神輿が城下町佐倉を練り歩きます。
通りや駐車場・広場にはたくさんの露店が出ていました。
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