谷根千を週末散歩③(最終回):東京十社の一つ根津神社
谷根千週末散歩の3回目(最終回)は根津神社です。
場所は、東京メトロ千代田線の千駄木と根津のほぼ中間くらいにあります。前回の続きで千駄木駅から不忍通りを歩きます。
不忍通りから少し入ったところに表参道の鳥居があります。
根津神社の旧社格(*注)は府社ながら東京十社(日枝神社・根津神社・芝神明宮・神田神社・白山神社・亀戸神社・品川神社・富岡八幡神社・王子神社・赤坂氷川神社)の一社に数えられています(そもそも東京都内には官国弊社が4社しかありません)。現在の社殿は1706年(宝永3年)、甲府藩主徳川家宣(のち征夷大将軍)が献納した屋敷地に造営されたもので、社殿7棟が国の重要文化財に指定されています。
(*注)神社の社格については以前投稿した記事をご参照ください。
古くは「根津権現」とも称されました。この呼称は明治初期の神仏分離の際に「権現」の称が一時期禁止されたためにあまり使われなくなってしまったとのことです。
楼門
拝殿
千本鳥居は確かに外国人ウケしそうです。
この日は少し遅め七五三のお参りのほか、外国人観光客の姿が目立ちました。
(出所)谷中ぎんさ公式ホームページ
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