平日昼休みの靖国神社はとても厳かで静かだった
平日の昼休みの時間帯に、東京九段の靖国神社に行ってきました。
東京メトロ東西線の九段下の駅を降りて、靖国通りを歩いて行きます。イチョウ並木が黄色くなり始めていました。
境内地図
(出所)靖国神社ホームページ
第一鳥居(大通り)から入ります。境内のイチョウ並木は見事に黄色くなっていました。
靖国神社についての解説は今更不要かと存じますが、先日報告した神社の旧社格では、国家に功績を挙げた忠臣や、国家のために亡くなった武将・志士・兵士などを祭神として祀る神社である「別格官幣社」に位置付けられています。また、祭祀に際して天皇により勅使が遣わされる神社である22の勅祭社(二十二社)の一つとされます。
大村益次郎の銅像。靖国神社は陸軍省の管轄でしたが、大村は日本陸軍の創始者、陸軍建設の祖とされています。
神門
拝殿
参集殿
遊就館。ここに入りたかったのですが、昼休みの時間が少なく、この日はパス。
ゼロ戦が展示してあるそうです。
東京裁判で日本に好意的だったインドのパール判事を称える碑。この方がいらっしゃらなければ、日本は滅茶苦茶にされていたかもしれません。
靖泉亭(茶室)
相撲場
神池庭園
駐車場脇にある土産物屋さん
外苑休憩処(お食事処やカフェ、お土産物屋さん)
慰霊の泉
出征兵士の家族の銅像
この日の靖国神社はとても静かでした。休日ともなると都内および近郊の有名な神社は外国人であふれていますが、ここはそうではありませんでした。平日だからなのか、靖国神社が軍国主義の象徴のように伝えられている影響かはわかりません。しかし、私の印象としては、大戦中の戦犯を賛美するようなものは一切なく、戦死された名もない兵隊さんたちを追悼するとても厳かな雰囲気がありました。
ちなみに私は東京在住40年余りになりますが、この日が靖国神社の初参拝でした。家族に戦没者はいませんが、叔父(父の兄)が戦死したそうで、両親は遺族会に入っていました。実家には靖国神社のカレンダーがありました。
外国人観光客の姿はまばらでしたが、韓国語の会話や、シンガポールなまりの英語が聞こえてきました。彼らが、帰国後に靖国神社の本当の姿を伝えてくれることを期待したいと思います。
報道によると中国の秘密警察が訪日観光客が靖国神社に参拝しないように監視しているようです。靖国神社についての誤った情報を流布し、日本を蔑むことで政権の維持を狙っているとしたら残念なことです。
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