あちこち旅日記

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Gメン75黒谷町シリーズのロケ地を訪ねて:武蔵五日市②

 先日、子供のころに好きだったTVドラマとして「Gメン75香港カラテシリーズ」について投稿しました。



 実は「Gメン75」のシリーズものではもう一つ好きなものがありました。それは故蟹江敬三さんの怪演が記憶に残る「黒谷町シリーズ」でした。この「黒谷町」は架空の地名で、長野県という設定になっていたようですが、ロケは各地で行っており、とりわけ都心から近い武蔵五日市で行われていました(他に足尾などがロケ地だったようです)。


 このシリーズは、故蟹江敬三さんが演じる望月源治が斧を使った連続殺人事件の犯人という設定です。望月源治は逮捕されましたが、脱獄し立花警部(マダムキラーと呼ばれた若林豪さんが演じていました)にお礼参りに行きます。手斧で襲ってくる望月と立花警部との格闘シーンは戦慄もので、崖から落ちて死んだはずの望月が次回に蘇って立花警部に復讐しようと命を狙う(双子の兄弟というのが真相でしたが・・)という、まさに猟奇的なストーリーでした。怖くてトイレにも行けなくなるのを承知で、受験勉強さぼってよく見てました。


 油屋旅館はドラマの設定で立花警部が常宿にしていた宿です。明治時代に灯油などの燃料を販売するお店として開業しましたが、大正時代末期に旅館業に業態転換したそうです。リニューアルされてもう当時の面影がないのが残念です。古い写真を探してみたのですが見つかりませんでした。ご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。



 黒谷町シリーズでも登場していた小和田橋。第351話『幽霊の指紋』での制服警官の死体発見現場はここだったみたいです。綺麗な清流がのどかに流れていましたが、晩秋に行くと黒谷町の寂れた記憶がよみがえってきました。

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