阿伎留神社や七福神巡りのハイキングもお勧め:武蔵五日市③
秋川渓谷というと、清流が流れる河原でバーベキューのイメージが強いですが、秋にはハイキングも楽しめます。実際に、五日市線の乗客には地元の方に混じってハイキングのグループが結構いらしゃいました。
秋川渓谷の小和田橋から崖(この写真の左側)を数十メートル登っていくと、阿伎留神社があります。
阿伎留(あきる)は「畔切」を意味し、創建年は不詳ですが、9世紀に書かれた日本三代実録に記載があり、少なくともこの時点では存在していたことが確認できます。当地が開拓され始めた頃に祀られた神社とする説もあります。また現在の宮司家は創立以来70余代目とされ、初代神主の土師連男塩が氏神を祀ったことに始まるとの説があります。旧社格は郷社になります(注)。
(注)延喜式の旧社格制度では、官幣社>諸社とされ、諸社の中では府県社>郷社>村社の序列になっています。
散った黄色のイチョウの絨毯が美しかったです。
境内社の大鳥神社:1183年(寿永2年)創建。1830年(1830年)12月の五日市大火により焼失しましたが、翌年に再建されました。
同じく境内社の稲荷神社。
七福神巡りも楽しめます。全ては行けなかったので、一部のみの紹介です。詳しくは公式サイトをご参照ください。
番場地蔵堂(毘沙門天)
下町地蔵堂(恵比寿天)との幟がありましたが・・・。
中をのぞくとお地蔵様でした。1699年(元禄12年)に「五日市村下町女人二十七人」によって造立された子育地蔵尊だそうですが、恵比寿様は仕舞われているようです。
王林寺(福禄寿)。
なぜか心に響くお言葉でした。
とても紅葉が見事でした。
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