日枝神社:明治神宮と並ぶ都内で最も格式の高い神社
年末になると、年明けの初詣どこに行こうか検討する方も多いのではないでしょうか。
今回は東京赤坂にある日枝神社(ひえじんじゃ)に行ってみたので、初詣のご参考にご紹介します。日枝神社は江戸三大祭の一つ、山王祭が行われる神社としても有名で、旧社格は都内に2つしかない官幣大社です(もう一つは明治神宮)。
創建の正確な年は不詳ですが、1478年(文明10年)に太田道灌が江戸城を築城した際、川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である川越日枝神社を勧請したのに始まるといわれています。徳川家康が江戸に移封されたとき、城内の紅葉山に遷座し、江戸城の鎮守としました。なお、川越日枝神社の旧社格が県社なのに対し、赤坂日枝神社は最も格式の高い官幣大社とその地位は逆転しています。このため、赤坂日枝神社から遷座したのが川越日枝神社と誤解している方も多いようです。
また、元准勅祭社12社のなかから、1975年(昭和50年)に定められた東京近郊の10の神社である東京十社の一つでもあり、神社本庁の別表神社にもなっている都内でも最も格式の高い神社の一つです。
最寄り駅は地下鉄東京メトロ四谷見附駅で、永田町からも近いです。
稲荷参道から上がります。
本殿
婚礼写真の撮影をしていました。新郎は外国の方でした。
宝物殿
太田道灌像
エスカレータのある山王橋。ここから入ると足の悪い方でも楽に参拝できます。
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