皆さんは2017年３月に故金正男氏がクアラランプール国際空港第2ターミナル（KLIA2)で暗殺された事件を覚えていますか。

　金正男氏といえば、2001年にドミニカ共和国の偽造パスポートを使って日本に不法入国しようとして逮捕されていますが、その時の姿が間抜けながらもふてぶてしく印象に残っています。その後、同氏の顔とともに人柄が知れ渡るようになっていきました。世界を知りビジネス感覚のある同氏が権力を継承していたら、北朝鮮も変わり、緊張も緩和され、拉致問題も進展していたかもしれません。

　事件の数か月後、マレーシア航空を利用してKLで乗り換える機会がありましたので、KLIA2に寄ってみました。

　同氏が襲われたのは、こんな感じのセルフチェックイン機で手続きをしている最中でした。

　
　KLIA2はLCCのターミナルですが、結構ショップが充実しています。工作員たちは、こうした「ショップから観察していたのでしょうか。

　
　KLIA1からKLIA2までは、高速列車でほんの数分です。エアアジアに乗り換えの方だけでなく、乗り継ぎ時間に余裕のある方は、ぜひ追悼してあげてください。

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