消えゆくジャパンセンターの純正日本:2022年末ワンワールド世界一周記(27)
サンフランシスコでの3日目は夜遅い出発になるため丸一日観光に使えます。当初はシリコンバレー(スタンフォード大)に行きたかったのですが、クリスマス休み入りしバスが運休してしまっているとのことで、20年前に行ったきりのジャパンセンターに行ってみました。
ゆっくり朝食をいただいた後、ホテルをチェックアウトして荷物を預け、Calトレインでダウンタウン(4th & King Streets)に向かいます。ついてからはのんびり歩きながら、パウエルストリートに向かいます。途中、子供向けの遊園施設がありますが、この日は平日のため閉まっていました。
パウエルストリートでは、名物ケーブルカーの回転台を見物します。人力で切り替えるシーンは昔から変わらず、絵になる光景です。
ユニオンスクエアまで歩いてバスに乗ります。
バスで10分ほどでジャパンセンターに到着しました。ここへ来たのは、20年ほど前に出張に来た際に寄って以来です。
前回来た時は、日系人の思いを込めて日系資本(近鉄グループ)が開発した街の思いが感じられ、日本人観光客もかなりの数訪れていました。しかし、今では「にわか日本趣味のアメリカ人向けの街」という様相が強まっています。
ハングルも目立つようになっています。
ショッピングモールに入ってみます。
前回来た時は、日本食のレストランや居酒屋、日本人向けのバーなどがたくさん入っていましたが、近鉄グループが地元資本に売却したことで、ずいぶん雰囲気が変わってしまっています。今ではダイソーがキーテナントで、紀伊国屋書店もありますが、
中は趣味の悪い「にわか日本通」のアメリカ人が喜びそうな造りになっていました。
日本食のレストラン(ただし大半はB級グルメ)もまだいくつかありますが、ラーメンはチップ込みでドリンクをつけると20ドル(この時のレートで約2800円)を大幅に超えそうです。
コリアンがここでも幅を利かせていました(こちらの方がむしろしっかりしたお店です)。
かつて都ホテルだったところは「ホテルカブキ」という趣味の悪い名前のホテルに変っていました。とても日本人客が泊まれる名称ではありません。
久しぶりにラーメンで食べたかったのですが、がっかりしたというのがしたというのが正直なところです。パウエルストリートに戻り、行きつけの豪州系ショッピングモールのウエストフィールド・サンフランシスコセンターに寄ってみます。
https://www.westfield.com/sanfrancisco
ここは地下のフードコートが充実しています。この日は全米で展開している中華のパンダエクスプレスでいただきました。炒麺に2品(酢豚と鶏肉カシューナッツ)+ドリンクで15.10ドルでした。
なんちゃって日本料理も結構にぎわっていました。
味千ラーメンもありました。
モールの中も見てきましたが、ユニクロ・無印良品・ダイソーのパクリ(メイソウ)のパクリと言われるミニソウが出ていました。完全キャッシュレスのお店でした。日本でもいずれ現金を受け取らないお店が増えてくるのでしょうか。
夕方になってきたので、暗くならないうちにホテルに戻り、荷物を受け取り空港に向かいます。サンフランシスコまで来たので、次は帰国と思われる読者の方もいらっしゃるのではかいと思いますが、まだ11フライトした乗っていません(ワンワールドのエクスプローラーの上限は16フライト)。まだまだ遊び足りない私は次の目的地に向かいます。どこへ行くかは次回投稿(2月16日)をお楽しみに。
これまでかかった費用(一時帰国費用を除く)
261,735円
今回かかった費用
バス往復 3ドル×2=6ドル(840円)
ランチ 15.10ドル(2,118円)
チップ(シャトル)3ドル(420円)
累計費用 265,113円
航空運賃
航空券 656,300円
諸税・サーチャージ 138,230円
合計 794,530円
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