としまえん跡地に建設されていたハリーポッターのスタジオ・ツアーの開業を6月16日にひかえ、西武鉄道の駅の改装も進んでいます。

　西武池袋駅では、豊島園行きが発着する1・2番線は、ロンドンのキングズ・クロス駅をイメージし、壁や柱がレンガの壁紙で装飾され、表示板等の色もネイビーで統一されています。

　文字も明朝体に変更されています。なぜか、明朝体だと英国風に見えるから不思議です。２番線と３番線で字体を分けているのが芸が細かいです。

　残念ながら池袋には9と4分の3番線や、ロンドン・キングズクロス駅にあるこの写真撮影サービスはありません。ちなみに、英国で使われている文字のフォントはこのPlatformが一般的です。

　これに対して豊島園駅は、ホグワーツ魔法魔術学校への「ホグズミード駅」をイメージさせる赤を基調としたホームに改装されています。 

　時計も文字盤も日本の駅には珍しく、ローマ数字になっています。

 
  　駅名看板にはハリーポッターの表示もつきました。

　シートがかかっているところがどうなっているか気になります。

　また、映画に登場する「禁じられた森」を背景に、主要キャスト「ハリー」「ハーマイオニー」「ロン」の 3 人が登場するラッピング電車20000系車両 3 編成も５月16日から運行される予定です。

　なお、ハリー･ポッターの屋内型施設としては2012年にオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」があります。これまでに1700万人が入場し、チケット入手は今でも困難とされています。アジア初のワーナー ブラザース スタジオツアー東京は、ハリー･ポッターの屋内型施設としては世界最大の規模となるとのことです。

　もっとも、ロンドンと違い、東京でハリーポッター単品商売がいつまでもつのかよくわかりません。USJのように他のアトラクションで人を集めることができないので、飽きられたらおしまいです。賭けに出た施設といえるかもしれません。

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