横須賀のイベント巡り②:海上自衛隊横須賀基地一般公開
よこすか満喫きっぷを使ってのイベント巡り第二弾です。ヴェルニー公園の露店と記念館を見ていたら遠くから軍艦マーチが聞こえてきました。パチンコ屋さんでもあるのかなと思ったら、近くで海上自衛隊横須賀基地の一般公開が行われていて、自衛隊の楽団による演奏でした。音楽に吸い寄せられるように、基地を覗いてきました。
入口を入ると、
ミサイル護衛艦「あまつかぜ(1995年除籍)」のスクリューがあります。大きさに驚かされます。
地対空ミサイルPAC3。
潜水艦「せいりゅう」。名前は真言宗醍醐派総本山醍醐寺の守護女神「清瀧権現」に由来するそうです。
背中に乗せたもらいましたが、さすがに中には入れてもらえませんでした。機密の塊なので仕方ありません。
自衛隊グッズの販売もしていました。
護衛艦「むらさめ」は20分待ちの大人気で、乗艦は断念しました。基準排水量 4,550トン、満載排水量 6,100トン、全長 151m、最大幅 17.4m、深さ 10.9m、建造費は609億円とのことです。横須賀基地が母港です。
2つの護衛艦で、右が「ひゅうが」、左が「やまぎり」です。
「ひゅうが」はヘリコプター搭載護衛で、この名前は帝国海軍伊勢型戦艦の2号艦「日向」の名前を受けついだものです。先代な戦時中に燃料不足のため呉軍港に停泊していたところ、1945年7月24日から始まった空襲で米空母機の波状攻撃を受け大破着底してしまい、終戦後に解体されていました。
この「ひゅうが」は基準排水量 13,950トン、満載排水量 19,000トン、全長 197 m、最大幅 33.0 m、深さ 22.0 mで、「やまぎり」と並ぶとその大きさがわかります。ちなみに「やまぎり」基準排水量 は3,500 トン、満載排水量 4,900 トン、全長 137m、最大幅 14.6m、深さ 8.8mとなっています。
端に停泊していたので、意外に楽に乗艦できました。隊員さんには敬礼で出迎えいただき感激です。格納庫にはいろいろな展示物がありました。帽子を借りて記念撮影している方が多かったです。
圧巻だったのが、巨大なエレベーターです。格納庫に格納しているヘリコプターの昇降に使われており、通常はヘリコプターが4機搭載されているようです。
下から見上げると、こんな感じです。
エレベータ―が上がっていきます。
自分も乗ってみます。
甲板に上がりました。
上からエレベータ―を覗くと、かなりの高さを感じます。
甲板にもいろいろ展示物がありました。
港の向こうには、海軍ドックと米軍の戦艦が見えました。
下船の際に御朱印のような乗艦記念証をいただきました。
海上自衛隊って実戦経験がないので、戦前の海軍と比べて弱々しいイメージを持っていましたが、護衛艦の迫力を目の当たりにし、なかなか頼もしく思えました。防衛費は無駄使いだとの批判もあるようですが、実戦で使われるより無駄で終わる方が結構ではないでしょうか。
それにしても、荷物検査はありましたが、身分証のチェックはなし。同盟関係にあるアメリカ人ならともかく、日本と緊張関係にある国の方を不用心に入れて大丈夫でしょうか。まあ、隣国の軍隊に透明度を高い開示を要求する上では、この程度は公開すべきかもしれませんが・・・。
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