今回紹介するのは、日光街道18番目の宿場・徳次郎(とくじら)宿です。現在の行政区画は栃木県宇都宮市徳次郎町になります。宇都宮を過ぎると鉄道路線と日光街道は大きく外れ、バスの便だけになりますが、本格的な杉並木を楽しめるのもここからになります。 徳次郎は奈良時代に日光の久次良氏(久次郎氏)の領地と... 続きをみる
宿場町のブログ記事
宿場町(ムラゴンブログ全体)-
-
今回紹介するのは、日光街道の10番目の宿場である野木宿です。古河藩が管理していた古河三宿(中田・古河・野木)の一つですが、現在の行政区画は栃木県下都賀郡野木町で、あとの二宿(茨城県古河市)と別れています。JR宇都宮線野木駅が最寄り駅ですが、距離的には古河駅とあまり変わりません。 隣接する宿場と... 続きをみる
-
前回、北千住にある松尾芭蕉の奥の細道の「矢立初めの地」について報告しましたが、千住は江戸時代には日光街道(宇都宮までは奥州街道を兼ねていました)の最初の宿場町であるとともに、水戸街道への分岐点でもありました。 現在の日光街道は国道4号線が現在の日光街道になっています。隅田川にかかる千住大橋をわ... 続きをみる
-
前回は板橋宿で川越街道が中山道から分岐する平尾追分を紹介しました。板橋宿といっても広く分散しており、東から、平尾宿、仲宿、上宿の3つの宿場がありました。このうち、宿場の中心地は仲宿だった模様です。 現在でも板橋宿における旧川越街道の史跡が少なく、表示も十分ではないのに対し、中山道では史跡がよく... 続きをみる
-
川越街道の宿場町①板橋宿前編:中山道からの分岐点、川越街道の起点だった平尾追分
先日来、成増や和光市の投稿をしてきましたが、その際たびたび川越街道が登場しました。 ふと、新撰組の供養祭で板橋に行ったのも何かの縁と思い、宿場町の今を訪ね歩いてみたくなりました(といっても全部歩くのは面倒なので、公共交通機関利用を併用しました)。 現在の川越街道(新道)は、池袋駅に近い豊島区... 続きをみる