これまで、日光街道の宿場巡りを報告してきました。日光の繁栄は、徳川家康の没後に東照宮に祀られ、日光街道が整備されたことによりもたらされたことはいうまでもありません。今日では、日光の社寺(日光山内にある二荒山神社、東照宮、輪王寺の103棟の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景... 続きをみる
日光市のブログ記事
日光市(ムラゴンブログ全体)-
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日光街道の終点は日光坊中ですが、日光の宿場町は鉢石(はついし)宿と呼ばれています。もともと鉢石村という村落がありましたが、1617年(元和3年)に徳川家康を日光山に祀り日光参詣が盛んとなると日光東照宮の門前町として大いに栄えるようになりました。現在のJR日光駅の辺りに鉢石宿の木戸があったとされて... 続きをみる
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今回は今市宿の番外編です。今市から日光までは下今市駅から東武日光線を利用しました。 下今市駅は島式ホーム2面4線を有する地上駅ですが、駅舎とホームとは跨線橋により連絡しています。駅舎改修に際して、1929年(昭和4年)の開設当初より存在する上今市・大谷向方の旧跨線に代えて、駅舎・ホーム中程と駅... 続きをみる
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大沢宿からバスで日光街道を進むと、下今市駅近くの追分地蔵で日光例幣使街道と合流します。この付近が日光街道20番目の宿場である今市宿になります。かつては今市市でしたが、2006年に(旧)日光市や足尾町などの周辺自治体と合併し、(新)日光市の一部となっています。 日光例幣使街道とは、江戸時代の脇街... 続きをみる
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今回紹介するのは、日光街道19番目の宿場・大沢宿です。現在の行政区画は栃木県日光市大沢町になります。 当地はもともと大沢村と呼ばれていましたが1617年(元和3年)に徳川家康の日光鎮座に伴って宿駅(大沢宿)となりました。元和年間には大沢御殿が建造され徳川将軍家の日光参詣に際し宿泊所として使用さ... 続きをみる