今回は、前回に続いて武蔵国一の宮を名乗っている氷川女體神社の報告です。旧社格は郷社で、参道が2㎞以上もある巨大な氷川神社と比べるとこじんまりとしていますが、氷川神社の祭神が須佐之男命で、氷川女體神社の祭神がその妻の奇稲田姫命であることから、2社を一体として一の宮とされているようです。氷川神社の総... 続きをみる
埼玉県のブログ記事
埼玉県(ムラゴンブログ全体)-
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秩父から帰る前に「祭りの湯」でひと浴び:秩父日帰り旅⑥(最終回)
秩父からの日帰り観光では出発時間が遅くなってしまい、あまり観光ができませんでした。そこで、帰りに西武秩父駅にある天然温泉「祭りの湯」でひと風呂あびて帰ることにしました。 外からの入口です。 フードコートからでも入ることができます。 フロントで下駄箱の鍵を預けます。館内は全てキャッシュレスで... 続きをみる
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秩父でのランチは、昭和レトロなお店でのB級グルメか、ジビエ料理を楽しみにしていました。秩父の夜祭(12月3日)も終わり観光客は少なくなっていましたが、それでも人気のお店は混雑していると聞いていたので、市内観光を終えてから帰りに特急券を買いに一旦西武秩父駅に戻ってから、出直していきました。 駅近... 続きをみる
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秩父旅行の名物の一つに、「秩父札所34か所巡り」があります。 室町時代後期には秩父札所が定着していたようです。同様な札所巡りとしては四国霊場88カ所巡りが有名ですが、四国と比べて江戸から近いことや、狭い地域に札所が集中しているために回りやすく、秩父は江戸時代には多くの庶民の観音信仰巡礼の聖地と... 続きをみる
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秩父の旅シリーズの第三回目は秩父神社です。 秩父神社は秩父地方の総鎮守で、三峯神社・宝登山神社とともに秩父三社の一つです。また、旧社格は国弊小社であり、武蔵国四の宮、そして神社本庁の別表神社に指定されるなど、格式の高さを誇ります(注) (注)武蔵国には、全国218の官社(式内社)のうち7社し... 続きをみる
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秩父に着いたのは昼近くになってしまったので、この日は市内中心部と秩父神社だけの観光に絞りました。 西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅を通って、番場通りに入ります。 このお花畑の駅舎自体も国の登録有形文化財になっている歴史的建造物ですが、秩父神社に通じる番場通りや平行する黒門通りにはたくさんの歴... 続きをみる
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「ほぼ東京」のヤシオスタンは文化的な街だった:日本の中の外国⑲
久しぶりに日本の中の外国シリーズ(第19弾)になります。今回は東京都足立区と県境を挟んですぐの「ほぼ東京」埼玉県八潮市に行ってきました。 八潮市の人口約9.4万人(2023年10月1日時点の推計人口)のうち、市内で暮らす外国人はおよそ4000人。このうちパキスタン人はおよそ160人で国籍別の割... 続きをみる
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ワラビスタンの治安悪化の背景:クルド人を食い物にしている日本人
これまで何度か埼玉県蕨市から川口にかけて広がるクルド人居住地域の実態について報告してきました(以下にリンクをつけています)。特に気になるのことに、この地域で暴動や犯罪が増加し、地価の下落といった問題が生じていることがあります。こうなってくると、外国人=犯罪が多い、という心象を与え、外国人ヘイトに... 続きをみる
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ワラビスタンの治安が急速に悪化:クルド人への反感が高まっています
以前、外国人人口の多い埼玉県川口市、蕨市、およびクルド難民問題の実情について報告させていただきました。 論旨をまとめると以下の通りです。 ①ワラビスタンのクルド人は不法滞在者が多いのか、昼間はあまり目立たず、すれ違う外国人は中国人が多い。 ②中国人と日本人住民は何とかうまく共存しているようだ。... 続きをみる
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今回紹介するのは、日本橋から数えて7番目の宿場である栗橋宿です。当宿と利根川対岸の中田宿を合わせて一宿とする記述もあります。現在の埼玉県久喜市に当たります。最寄り駅は、JR東北本線(宇都宮線)および東武鉄道日光線が交差する栗橋駅です。 栗橋駅のすぐ近くに、源義経の側室だった静御前の墓所がありま... 続きをみる
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今回紹介するのは、日本橋から数えて6番目の宿場である幸手宿です。現在の現埼玉県幸手市に位置し、最寄り駅は東武日光線の幸手駅になります。 歌川広重「日光道中・幸手」 (出所)幸手市ホームぺージ 幸手宿は将軍家が日光社参の際に江戸から使った「日光御成道」が、日光街道と合流する場所として、また、筑... 続きをみる
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今回紹介するのは、日本橋から数えて5番目の宿場である杉戸宿です。現在の埼玉県北葛飾郡杉戸町中心部に相当し、最寄り駅は東武スカイツリーラインの東武動物公園駅になります。 東武動物公園駅のある場所は、南埼玉郡宮代町ですが、開業当初は杉戸駅と呼ばれていました。1986年に日光線杉戸高野台駅が開業する... 続きをみる
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粕壁宿よりもクレヨンしんちゃんの知名度高い春日部:日光街道宿場巡り⑤
今回は、日光街道4番目の宿場・粕壁です。南北朝時代(14世紀)、新田義貞の家臣春日部氏が当地を領地としたことから「春日部」の地名が生まれたとされますが、「かすかべ」の表記は何度か変更されており、江戸時代正保年間(1645年頃)には糟壁、糟ヶ辺という表記が、元禄年間(1700年頃)からは粕壁、糟壁... 続きをみる
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草加宿に続く日光街道3番目の宿場は越谷宿です。元荒川右岸の越ヶ谷と左岸の大沢の二つの町を合わせた範囲が越谷宿と呼ばれ、千住宿の次ぐ規模でした。 公共交通機関を使って越谷に行くには、東武スカイツリーラインの越谷駅もしくは北越谷駅が便利です(大沢には北越谷が近いです)。 歌川広重「富士三十六景・越... 続きをみる
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草加宿を外れると日光街道は県道足立越谷線に合流し、すぐに綾瀬川沿いを行く1.5kmの遊歩道が並走します。ここは日本の道100選に選ばれている松並木で、「草加松原」と呼ばれて国指定の名勝となっています。 草加松原の松並木は、1683年(天保3年)の綾瀬川改修時に、関東郡代伊奈半十郎忠篤が植えたと... 続きをみる
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草加は「草加せんべい」の発祥地としても有名です。農林水産省が管轄する(財)食品産業センターが認定する地域食品ブランド表示基準では、次の基準を定めています。 製造地:草加・八潮・川口・越谷・鳩ケ谷で製造 材料:関東近県で収穫された良質のうるち米 製造:最低10年の経験を持つ職人が製造を管理... 続きをみる
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以前、日光街道(奥州街道)の最初の宿場町であり、奥の細道の起点となった千住宿を紹介しましたが、その先はどうなっているのか宿場巡りをしてみることにしました。今回は埼玉県に入っての最初の宿場町の草加宿です。 奥州街道・日光街道の千住から越ヶ谷間は沼地が多く、かつては迂回して元荒川の自然堤防に沿って... 続きをみる
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前回、ワラビスタンこと川口芝園団地を報告しましたが、残念ながらクルド人を見ることはできませんでした。同団地はすっかり中国人の居住地になってしまっていました。 そこで、同じく外国人が多いといわれている隣の京浜東北線・西川口駅に移動してみました。 川口市は隣接する蕨市と並び、人口に対して中国人比... 続きをみる
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圧巻の「知恵伊豆」の菩提寺・平林寺:川越街道の旅番外編(続編)
今回は、川越街道の旅番外編の2回目として、大和田宿で紹介できなかった平林寺です。 境内林は、武蔵野の面影を残す雑木林として、1968年(昭和43年)に国の天然記念物に指定されています。 平林寺は臨済宗妙心寺派の寺院であり、山号は「金鳳山」です。南北朝時代の1375年(永和元年)に武蔵国騎西郡... 続きをみる
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小江戸川越城下巡り(下):蔵の街は外国人観光客も増えごった返していました
川越観光では、街のシンボル「時の鐘」周辺は、食べ歩きの観光客でごった返していました。海外からの観光客も多数いらっしゃいました。 スターバックスも古い商家風。 KOEDOビールをいただきました。 蔵造りの街並み。 大澤家住宅(国指定重要文化財) 川越まつり会館 中央通り(昭和の街) ... 続きをみる
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小江戸川越城下巡り(中):童謡「とおりゃんせ」の発祥地を訪ねる
川越街道を、板橋から川越まで旅してきましたが、折角なので小江戸川越城下を巡ってきました。今回はその第二話です。 前回に続き、小江戸名所めぐりバスを利用しました。 喜多院の山門の前にある日枝神社です。創建は860年(貞観2年)といわれています。東京赤坂の日枝神社(旧官幣大社)は、1478年(文... 続きをみる
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小江戸川越城下巡り(上):小江戸名所めぐりバスで喜多院を訪問
川越街道を、板橋から川越まで旅してきましたが、折角なので小江戸川越城下を巡ってきました。見どころが多いので3回に分けて報告します。 川越城下巡りには、東武バスのフリーチケット(大人400円、子供200円)が便利です。このチケットで、 ・小江戸名所めぐりバス(全区間) ・東武バスウエスト一般... 続きをみる
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今回は、川越街道の旅の最終回、終点川越城下です。 大井宿を出ると、旧道は国道254号線から分かれて進みます。その後JR川越線、東武東上線と交錯するあたりで再び国道254号線と合流しますが、すぐに国道254号線は国道16号線とぶつかります。ここは新宿(あらじゅく)交差点と呼ばれており、川越街道新... 続きをみる
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川越街道の宿場町⑦大井宿:明治時代の大火から復興したモダンな町
今回は川越街道7番目の宿場町の大井宿です。現在の埼玉県ふじみ野市にあります。最寄り駅は東武東上線ふじみ野駅になります。 新座市の大和田宿を出ると、川越街道は国道254線と合流します。進むと大井宿の入口(下宿)に天台宗徳性寺があります。 徳性寺は江戸時代に隆盛を極め、大井宿の中心的存在でした。... 続きをみる
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川越街道の宿場町⑤膝折宿:室町時代の名馬・鬼鹿毛伝説に由来する宿場町
今回は川越街道五番目の宿場町「膝折宿」で、現在の埼玉県朝霞市にあった宿場町です。東武東上線「朝霞」駅が最寄り駅となります。膝折の名は、室町時代の武将・小栗助重が敗走し、鬼鹿毛という名の馬に乗って当地まで逃れてきたところ、鬼鹿毛がこの地で力尽き、膝を折って死んだことに由来するとされています。 鬼... 続きをみる
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和光市シリーズ第3弾は、駅の北側にある新倉地区です。 現在の和光市は1970年に旧大和町が名称変更すると同時に市制を施行して誕生しました。その旧大和町は1943年に新倉村と白子村が合併して誕生しました。新倉の地名は和光市駅の北側に残っています。ちなみに、白子は、川越街道の宿場町として栄えたとこ... 続きをみる
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あの「仕分け人」もはしゃいでいた朝霞駐屯地の「りっくんランド」
今回は、自衛隊朝霞駐屯地にある陸上自衛隊広報センター(通称「りっくんランド」)の紹介です。 正門に検問所がありますが、検問所を通らず前を右に入ると駐車場があります。 「りっくんランド」は、民主党政権下の2009年に行政刷新会議による事業仕分けの対象施設になったことで皆さまのご記憶にも新しいの... 続きをみる
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先日、東武東上線および地下鉄有楽町線・副都心線の駅がある成増を訪問しました。 成増より一駅先にあるのが、和光市駅です。 ここからは埼玉県になります。地方に行くと県境は海や大きな川、そして険しい峠で隔てられており、文化も大きく異なります。人の行き来が少なかった廃藩置県前の国境が県境になっている... 続きをみる
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小江戸川越郊外の珍名スナック:なぜか気になる怖そうな名前の店
珍名シリーズ第三弾は、埼玉県川越市で通りかかったスナック「悪女の館」です。これまでは、長崎市にある「女の都」、銀座にあるレストラン「スケベニンゲン」を紹介してきました。 埼玉県川越市というと観光地のイメージが強いですが、郊外にある東武東上線の駅に新河岸というところがあります。所用で寄る機会があ... 続きをみる
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ヌートバー選手で話題を集める「やきゅう」の街:埼玉県東松山市
埼玉県東松山市に箭弓(やきゅう)稲荷神社というところがあります。19日に池袋西口公園に東松山のやきとりの屋台が出ていたので、興味が出てきて足を伸ばして行ってきました。 この神社はこの名前にちなんで古くは長嶋茂雄さんから、最近では埼玉西武ライオンズの辻発彦前監督まで、多くの野球関係者が必勝祈願に... 続きをみる
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駅を挟んで一変する雰囲気、西武池袋線ひばりが丘:気軽に都内をお散歩
国境を越えると文化が全く違いますよね。現代の日本でも、同じ都道府県内でも昔の廃藩置県前の国境を挟んで文化の違いを感じます。国境には、通常山や海・湖、そして大きな川があり、人の交流を阻んできたためです。 現在でも、県境を越えるのは容易ではなりません。バス路線がつながらず、バス旅番組で太川陽介さん... 続きをみる